連日の暑さで、毎日くたくたの カウンセラー たなか まりです
夏休みに入り、新学期は行くからと期待していてももうすぐ夏休みも終わる
となると、本当に新学期から行くのかしら
という親の不安や焦りがでてきます。
なんで学校に行かないの
話しかけても、「話しをしてくれない」
テレビやゲームの話はするのに、肝心なことは何も言わない」
休みの日は元気なのに・・「何を考えているのかわからない」
次は行くといったのに・・・「嘘をつく」
そんな親の心とは裏腹に、実は子どもは子どもなりに悩み苦しんでいます
話せない・嘘をついているわけではなく、
「わかってもらえない」=「わかってもらいたい」という気持ちが子どもたちにはあります。
わかってもらえない?
なんで??こんなに心配しているのに・・と親としては虚しさや憤りも感じます
ところが 少し深呼吸してどんな風に話しかけているのか振り返ってみていただけますか?
・次々と質問を重ねていませんか?
今日は何していたの?どうして?次はどうしようと思っているの?
・つい、自分の事を話ししていませんか?
私の中学の時はね・・・。
・正しいと思う解決法を助言したり、自分の意見を話していませんか?
学校に行かなくても、もっと他に夢中になることを探せばいいのよ!⇒本音は学校に行ってほしい。
他の子と比べ我が子を認めてほしいという親の思い
もちろん親は「こどもの幸せを願う!」だからこそアドバイスをしてしまうのです。
そして、実は例であげた話の聞き方 私自身がしていたことです。
人はどんな時に「話す」のか
・「話したい」とき
・「話せる」とき
それは感動したり、怒りに満ちた時に自分の思いを受けめとられたときです。
逆に「話さない」のか「話せない」のかとなると
・「話せない」ときで「話さない」時なのです。
その時を覚悟をして「待つ」しかないのです。
無力感や先が見えない不安が多い被ってきます。
自分の育て方が悪かったのかしらと自分自身を責めたりもします。
ただ、今目の前で起こっていることは 全て「経過」であり結末はずっと先のことで誰にもわからない事です。
誰でも苦しいときはあるんだよ。⇒一人一人の苦しさは違う
こんなことで?と思う事でも 目の前の子どもは、精一杯苦しみ自分有に成長して乗り越えようとしています。
覚悟を決めて聴く
これが親にできることです。
覚悟を決めて聴く?というのは
・「あいづち」や「繰り返し」をかえし、途中で口を挟まないで最後まで聴く
・評価や否定をしないで「考え」として理解する
頭でわかっていても、つい自分の経験で親は評価したり子どもの幸せを願うからこそアドバイスしてしまいます。
まだまだ、目の前の子どもは苦しみ悩んでいるけれど、結果ではなく経過として受けとめつつ親自身も成長です。
長い長い夏休みのトンネルの光は まだまだ 遠いかもしれませんが、信じてくれている わかってもらえる
と通じた時に えっ?というくらい 変わることもありますので。
まずは 親自身もこの夏楽しんで
【終】
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次回は、菊井ちえ子カウンセラーの担当です。
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たなか まりカウンセラー
1970年代生まれ 長浜市在住
結婚・引っ越し・転職・起業・離婚・子どもの不登校。 人生ののぼり坂・くだり坂・ま坂を経験したが、カウンセリングを受けることに抵抗があった。しかし、カウンセリングを学び実践の中で傾聴を積み重ね、思考と感情の整理ができることを体験。 抵抗があったカウンセリングは、今では「一人で悩まずにカウンセリングをお勧めします!」実体験を大切にするカウンセラーのひとりです。 福祉の仕事を通じ、様々な生き方・ご家庭のあり方に関わる中で、ゆっくりじっくりと、たった一度きりの自分自身の人生をあなたらしく生きていけるように伴走者のようなカウンセリングを提供しています。
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