解いたので、感想書きます。


なお、これは、東進のオフィシャルコメントではなくあくまでも志田の個人的見解です。


また、東進が出しているオフィシャルなものには志田はノータッチです。


第1問(2次関数)

ウからカは去年に引き続き不等号を選ばせる問題。

最大、最小が○○となる軸の位置は?って設問は2009年本試験にもありました。
(2)は不等式の解から、y=-(x+2)(x-3)とわかるのでこれよりp、qを求めます。点が取りやすい標準レベルの問題。


第2問[1](集合と論理)
(1)対偶を求める問題はただの知識問題(こういうのは正答率が高い)。
(2)は


双子素数で間の数(n+1)が、「5の倍数」または「6の倍数でない」となるもの


を見つける問題。意味がとれるかがポイント。標準レベル。


ちなみに、三つ子素数が3,5,7しかないことを示せと言う問題が2004早稲田大で出てます。後、下にある2012年大阪大の問題では双子素数の積が出てきます。






第2問[2](図形と計量)
サまでは易しい。シからセが目新しいかな。Pが動くということをどうとらえるかがポイント。




第3問(データの分析)

こんなものは数学じゃないからあまりコメントしたくないのだが(笑)

(2)最小値、四分位数、最大値を箱ひげ図を読み取るだけ(6回も同じ作業をさせてはいけない(笑))。
(3)記録の変化に伴って箱ひげ図がどう変化するかを読み取る(4回も同じ作業をさせてはいけない(笑))。
ひとつひとつチェックするので時間がかかるかも。

[2]は相関係数の定義にあてはめるだけ。


「1人欠席した生徒がいるが設問には関係だろ!!」とつっこんではいけない(笑)。

本当は続きがあったんだと思うが時間の関係で、設問数を少なくしたのかなと勝手に想像。



第4問(場合の数・確率)

良問。本当にセンター試験の場合の数・確率は秀逸。面白いのであとで解説しようと思う。標準レベル。



第5問(整数)

何が出るかと期待したが、やや期待ハズレ。易しいと思う。

第6問(図形の性質)

方べきでメネって(注:メネる=メネラウスの定理を使うこと)相似。受験生はこういうの苦手じゃないのかなぁと思います。



選択問題の難易度は

第5問≧第4問>第6問

だと思いますがどうでしょう。