まずはランキングから。

立命館SPは昨年に続く人気。特に女の子の目標トップは完全にSPになってきています。

北嶺も昨年大きな影響があり、今年は専願制にし、歯止めをかけようとしました。人数確保を優先する北嶺にとって、立命館の影響は大きいと思います。

日大も女の子の志願者が減り、受験者数に影響を与えているようです。

立命館SP狙いでない女の子達にとって、昨年東大合格を果たし、Cクラスの成果が見えた藤にも関心が高まっています。大谷は英数選抜が実質なくなり、英数に統合された(名前は英数選抜)形で、目標校としては後退しているようです。辞めた子が多くいたとのうわさもマイナスしているように思えます。

光星は昨年から立命館の大きな影響を受けていますが、今年も同様な傾向にあります。

再来年は公立受験がありますが、来年も立命館人気が続くと思われます。北嶺も日大も光星も藤も学校が一丸となって

取り組んでいるいい学校ですので、これからも生徒さんを送りこんでいこうと思ってます。

また、2科目受験できることで、北星と大谷特進が結構人気になっていました。勉強以外のことにもチャレンジしたい子にとって、この中高一貫は魅力があります。芸能や音楽関係に進みたいお子さんも多い志築塾ですので、そう言う生徒さんも応援したいと思います。

もう一つ、気になっていることとして、公立受験対応です。北嶺が社会理科を各50点にしたのもそのためです。

光星が極端に算数を易しくしたのは、影響が大きいと言われる東区の開成対策とも取れます。

国語は書き問題が増加、難易度が増す傾向にあります。逆に算数は平均点が上昇傾向。基礎力のある子が高得点できる形でしっかり生徒を確保するためのシステム作りと思います。

また理科社会のウェートを低める傾向は北嶺が顕著。公立受験が小学校で習った範囲を超えない以上、理社は易しくなりウェートが低まる傾向は強まると思います。

なお公式な難易度SS(括弧内は僕の見解)は、

ラサール71(55)、北嶺66(60)、立命館慶祥SP64(61)、札幌大谷英数選抜62(英数と合体で、51)札幌大谷英数55(51)、札幌日大53(50)、立命館慶祥一般53(50)、藤女子53(49)、札幌光星52(50)、東海第四一貫52(44)、札幌聖心51(44)、東海大四総合50(40)、札幌大谷特進48(40)、双葉47(37)、札幌大谷音楽美術46(38)、北星46(38)。