私の著書「教育カウンセラーの私が不登校のわが子を救ったたったひとつの方法」
不登校に無縁の方もぜひお読みください。
子育ての原点ともいえる内容です
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ピンチはチャンス
人生に不必要なことは起きない
耳にした事ありますよね。
わかっちゃいるけど言いたい。
私のこのケースは例外でしょ?
って。
でも、どうもそうではないみたいですよ。
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私がお世話になっているあるクリニックのお医者様。
京大時代は、今年ノーベル賞を受賞された本庄先生の教え子だったそうです。
この先生が超おもしろい。
おもしろいというのは、凄すぎて。
西洋医学、科学、メンタル、スピリチュアル、量子力学、東洋医学……
あらゆる知識があり、すべてを駆使して患者さんと向き合われます。
診察時間は2時間に及ぶことも。
診察と言ってもほとんどお話です。
行くたびにこの先生と、診察なのか雑談なのかはたまた人生についての真剣なトークなのかよくわかりませんが、いろんなお話をします。
前回のお話、ふと飛び出したそのお話がとても深かったんです。
京大医学部へ通っていたころ、
1年上の先輩でちょっと面白い方がいたそうです。
その人が外科医として働き始めてからポツリとこう言ったそうです。
「縫合不全の患者さんの方がどうも予後がいいんだよね」
その時先生はもうって感じだったそう。
だって、縫合不全っていうのは、手術のあと、組織が上手くっついてなくて、その一部、時には全体が解離してしまうということ。
それって手術が失敗したというような意味だし、
外科医にとっては恥ずべきことだからです。
「この先輩は何を言ってるんだ」
と、その時は全くこの方の意図がわからず、それでも、10年近くそのことについてずっと考えていたそうです。
そして、わかったんですって
その意味が。
全体が解離するような酷い縫合不全は別ですが、一部が解離してしまうような縫合不全の場合、確かに予後が良い。
手術がうまくいった場合よりも治りが早いということが、いろんなケースを見てわかったのだそうです。
縫合不全というのは、身体にとってはピンチ。
そのままだと命にまで影響します。
身体はそれをわかって、その縫合不全の部分を全力で治癒しようと働くので、「予後が良い」ということになるのだと、
現場の観察からわかったそうです。
外科医の恥
失敗
は、
身体の自然治癒力を劇的にあげてくれるチャンス
だったということです
先生はこう続けられました。
悪いことなんて何も起きないんです。
必要なことしか起きない。
縫合不全が悪いとジャッジするからそれが「悪いこと」になるんです。
ジャッジするのをやめて、ただ事実を受けとめ、「必要なことしか起きない」「身体は治ろうとしかしていない」というところに立つと、必ず身体は治っていきます。
こんな病気になった
こんな症状が出ている
こんな不具合がある
それらは全部必要なこと。
私たちを罰するために起きているのでもなく、身体を弱らせるために起きたのでもなく、
良くなるために起きた
もうそれしかない。
先生は、外科医としての仕事を週二回にし、先生のクリニックで、難しい病気、治らないと言われている病気などの患者さんと30年ほど向き合ってこられました。
その患者さん達を見ていてはっきりわかったことが、
どんな状態であっても、身体は治ろうとしかしていない。
必ず治るという前提が誰にでもある
ということ。
それを、
この症状はいけない
この病気はヤバい
と私たちが勝手にジャッジするため、その「思い」の力によって、
本来治ろうとしかしていない身体が、反対の方向へと向かってしまう
ということが、今の西洋医学の世界ではどんどん起きている。
いけない、ヤバい、ダメだ。
患者さんがこう思うのは、
普通のお医者さんの言葉に暗示をかけられるから。
そして、ネットに氾濫する人を怖がらせる偏った情報。
まあ、この間はこんな話を長くしました。
これが「診察」なんですが(笑)
何かの有益なセミナーを受けに行ったような気持ちにいつもならせていただきます(笑)
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私は先生のお話をいつもまた深く考え、人生というものに置き換えます。
身体を治すのも、人生の舵取りをうまく行うのも、結局同じ原理だからです。
うまくいっていないことは、
悪いことでもなんでもなく、
悪いことだと私たちが勝手にジャッジしているだけ。
そのジャッジが、全力で私たちの人生をうまく行かそう、幸せに導こう、としてくれている宇宙や神様の働きの足をひっぱっているのです。
子供が不登校になりました
志望校に不合格でした
クラブで不当な扱いをされています
主人が働きません
主人とは意見がまったく合わず、一緒にいられません
お姑さんが執拗にいじめてきます
介護介護でもうクタクタです
「人生にはいい事以外のことも起きるよ。
これは例外だろう」
と思うことがあっても、やはり例外などはひとつもなく、
「悪いこと」だと思わせることは、次のステージへと私たちを導いてくれるチャンスでしかありません。
命を脅かすような病気さえも、それは人生をさらに豊かにしようとしてくれるメッセージ。
なかなかそうは捉え難いですが、そういうことなのだと、私もだんだんとわかってきましたり
とても嬉しいことが起きた時に喜ぶ
イヤなことが起きた時に気分が悪くなる
ということをやめて、
嬉しいこともイヤなことも、すべて「良いこと」なのだと考えるようにしていくと、人生の展開が変わってきます。
イヤなこと、大変な病気や症状の時は、一足飛びに「これは良いこと」と思いにくいかもしれませんが、
「良いこと」が起きているのだけれど、今はこのしんどさがあるからちょっと休憩
と、ゆっくりしていればいいのです。
身体は治ろうとしかしていない
宇宙や神様は、私たちの人生を良くしようとしかしていない
これをとことん信じて、前を向いて行くだけですね
大丈夫、大丈夫。
すべては大丈夫になっていくのです
子育て中のみなさんに読んでいただきたい拙著
「教育カウンセラーの私が愛するわが子を不登校から救ったたったひとつの方法」 コスモ21出版
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