「ニール・ヤング(Neil Young)」の70年9月発表、3rd「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After the Gold Rush)」を聴きました。

僕が持っているのは、09年発売の国内盤、09年リマスター。

ニール・ヤング3-1
(ジャケット表)

ニール・ヤング3-2
(ジャケット裏)

ニール・ヤング3-3
(ブックレット裏&CDレーベル)

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(ブックレット)
手書きの歌詞を掲載。

ニール・ヤング3-13
(帯表裏)

ニール・ヤングは、カナダ出身のフォークロック・シンガー。
このアルバムは、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の「デジャ・ヴ(Deja Vu)」と並行して制作されたソロ3作目(全米8位・全英7位)。
次作「ハーヴェスト(Harvest)」の大ヒットへの切っ掛けとなった作品です。

1曲目「テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)」は、軽快なフォーク・ナンバー。ヤングと一緒にアコースティック・ギターを弾いているのは、80年代中期にEストリート・バンドに参加するニルス・ロフグレン。
2曲目「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After the Gold Rush)」は、ピアノ弾き語りで歌われる曲。間奏で流れるフリューゲルホルンが印象的です。
3曲目「オンリー・ラヴ(Only Love Can Break Your Heart)」は、全米33位。心温まる感じのコーラスが秀逸な曲。
4曲目「サザン・マン(Southern Man)」は、エレキ・ギター弾きまくりのハードなロック・ナンバー。クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの「4ウェイ・ストリート(4 Way Street)」にも、ライヴ・ヴァージョンを収録。
5曲目「やがて朝が(Till the Morning Comes)」は、タイトルの「朝が来るまで」を連呼する1分ちょっとの小品。
6曲目「オー・ロンサム・ミー(Oh Lonesome Me)」は、ハーモニカが鳴り響くカントリーのカバー・ソング。この曲だけ、モノラル録音。
7曲目「ブリング・ユー・ダウン(Don't Let It Bring You Down)」は、「道ばたにじいさんが倒れて死んでいる」と言ったヘビーな歌詞。
8曲目「バーズ(Birds)」は、3曲目のシングルB面。ただし、このアルバム・ヴァージョンがピアノ弾き語りなのに対し、シングルB面はクレイジー・ホースを伴ったバンド演奏。CSN&Yを思わせる美しいコーラス。
9曲目「アイ・キャン・リアリー・ラヴ(When You Dance I Can Really Love)」は、全米93位。ブルージーなロックン・ロール。
10曲目「アイ・ビリーヴ・イン・ユー(I Believe in You)」は、少し物悲しい雰囲気ながら、コーラスやピアノが美しい曲。
11曲目「壊れた渡し船(Cripple Creek Ferry)」も、1分ちょっとですぐ終わってしまう小品。

Youtubeで「オンリー・ラヴ(Only Love Can Break Your Heart)」のライヴ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのライヴです。



同じくYoutubeの「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After the Gold Rush)」のライヴ映像です。