今日は「BEGIN」の15年3月発表、「BEGINシングル大全集 25周年記念盤」を聴きました。

このアルバムのベースとなっているのは、05年にデビュー15周年を記念して発表された2枚組「BEGINシングル大全集」。その後、20周年の時に、それ以降のシングル6曲を追加して3枚組「BEGINシングル大全集 特別盤」が発売され、さらに25周年を記念して、昨年このアルバムが発売されました。今作も「特別盤」以降に発表されたシングル2曲が追加された3枚組となっています。

BEGIN・シングル大全集3-1
(ジャケット表)

BEGIN・シングル大全集3-2
(ジャケット裏)

BEGIN・シングル大全集3-3
(帯表裏)

BEGIN・シングル大全集3-4

BEGIN・シングル大全集3-5

BEGIN・シングル大全集3-6

BEGIN・シングル大全集3-7
(ブックレット)
メンバーへのインタビューを含む全曲解説付。

先月26日から29日まで行っていた石垣島の余韻を噛みしめるべく、こんなCDも購入してしまいました。
オモトタケオのCD以外は聴いたことがないので、BEGIN初心者の入門用には最適かなと思います。
今日聴いたのは、Disc1。90年3月の1stシングル「恋しくて」から、98年3月の14thシングル「家へ帰ろう」まで、全14曲収録されています。

1曲目「恋しくて」は、オリコン4位。デビューのきっかけとなった「三宅裕司のいかすバンド天国(通称イカ天)」でも披露された曲。これは見ていたのを覚えております。ムーンライダーズの白井良明のアレンジによるストリングスが原曲の雰囲気を大きく変えている感じがします。ちなみに、このCDには収録されていませんが、B面はエリック・クラプトンの「Wonderful Tonight」のカバー。
2曲目「Blue Snow」は、オリコン25位。クリスマス・ソング。
3曲目「YOU」は、オリコン82位。
4曲目「あふれる涙」は、ファンハウス移籍第一弾。
6曲目「誰かが君を呼ぶ声が」は、ナッシュビル録音。ブックレットの解説によれば、ひたすら洋楽に憧れる時代に幕を下ろす「第1期BEGIN終結宣言」の曲。
8曲目「OKINAWAN SHOUT」は、ブックレットの解説によれば、暗中模索の中、ポップスとアイルランド民謡と沖縄音楽をチャンプルーした曲。指笛なども聴こえますが、これはアイルランド色の方が強いと思います。
10曲目「声のおまもりください」は、オリコン36位。アステル東京CMソングとして、久し振りにチャート・イン。
11曲目「Birthday Song」は、テイチク復帰第一弾。
12曲目「空に星があるように」は、荒木一郎のカバー。
13曲目「愛が走る」は、辻仁成が作詞したラテン調の曲。

Disc1の時代は、フォーク&ブルース中心で、沖縄色はほとんど感じられません。
BEGINは、ほぼ初心者なので、詳しい歴史は知りませんが、他人の作詞作曲やカバー曲もあり、デビュー曲以外なかなか売れない中、紆余曲折だったのではないかと推察します。

Youtubeで「恋しくて」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「声のおまもりください」の音源です。



同じくYoutubeの「愛が走る」の音源です。



BEGINシングル大全集 25周年記念盤/BEGIN

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