さて、昨晩は民放で「鬼滅の刃」が放映されましたが、

ごらんになった方も多いのではないでしょうか。

 

昨年度、関西テレビや東京MXでシリーズ放映されたときの視聴分析が

「ソレユケ テレビ探偵団」というHPに出ています。

グラフなどは上記のHPを見てもらうとして(転載はめんどくさいしね)

テレビを観る人が減っていると言われているなかで

視聴率が20%を超えることもあるという大人気ぶり。

 

私の妹(中高年)などは漫画もすべて読んでおり、

劇場版アニメも観ている熱狂的なファンでして、

昨日のテレビ放映も「よかった。すごくよかった」と

感動に震えておりました。

 

「ソレユケ テレビ探偵団」のページによると、

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、12月1日現在、国内での興行収入が275億円を突破し、
「タイタニック」(262億円)、「君の名は。」(250.3億円)、「アナと雪の女王」(255億円)を抜き、歴代興行収入で2位を記録している。
歴代興行収入1位の「千と千尋の神隠し」(308億円)超えの歴史を塗り変える瞬間も期待されており、
また『鬼滅』ブームは日本を超えて海外でも勢いを増し、コロナ禍でデーモン・スレイヤーは異例中の異例の大ヒットを記録している。

とあります。

 

もはや、日本人の5人に1人は観ている(読んでいる)かもしれない?

大ベストセラーです。

「ファミ通」のHPによると

原作の漫画の発行部数は1億5000万部を超えたそうです。

 

月刊『創』の記事では、

2020年の漫画単行本の売り上げは過去最高となったと書かれています。さらに、
出版科学研究所によると、
紙の書籍(コミックス)が前年比24・9%増の2079億円、
雑誌が13・2%減の627億円。
それに対して電子は31・9%増の3420億円

とのことです。

 

週刊ジャンプ」の発行部数は2021年時点で147万5000部。出典

「鬼滅の刃」は「週刊少年ジャンプ」の100倍も売れているということになりますか?(計算合っている?)

 

確かに、昔は漫画雑誌の発売日には、電車のなかで漫画を読む人たちの姿がたくさん見受けられましたが、

いまでは漫画雑誌を電車で読む人はめったに見かけなくなりました。

漫画は、雑誌ではなく、スマホで読む時代になってきていることは間違いありませんが、

スマホの漫画やアニメを観た人たちが「紙の単行本を買う」というのは日本ならではの文化だと

アメリカ人の友人が言っていました。

アメリカではもはや漫画だけではなく小説でさえ、紙の本を買わなくなっているのだそうです。

 

私自身でいえば、紙の本、書籍がもっとも好きなメディアです。

紙の手ざわり、装丁やデザインの美しさ、印刷など、

本自体の愉しみがあります。

昔の漫画では「デラックス版」「愛蔵版」などの特別バージョンもありましたが、

古きよき作品が最近では文庫サイズになってしまっているのが残念でなりません。

たとえ売れなくても、よい書籍を出版してもらうためには、

出版界が活性化するための庶民的な作品がベストセラーになることは大歓迎だと思います。

 

そう言いつつも、

へそ曲がりなので、

ベストセラーは初版では絶対に買わず、

ブックオフで底値になったときに買う派です。

私が買わずとも他の方が買っているものには極力お金は使いたくないと思ってしまうのです。

もちろん、応援したい著者の場合は新刊を買います。

小さな出版社の本などは高額なものも多いのですが、そうした本も基本は新刊買いです。

ベストセラーとか流行とか、みんなが盛り上がっているものに付和雷同するのが嫌というのは

へそ曲がりだなあと自分でも思いますが、

「売れるもの」を観たり買ったりするのは(私にとっては)仕事であって、

売れている理由を学んだり、考えたりする材料になって、ついつい分析しちゃう。

 

「鬼滅の刃」も、妹のように直に、純粋に楽しめるほうがいいとは思いますが。

たぶん、それは、食べ物などでも「こんな美味しいのになぜ食べないの?」っていうこと、ありますよね。

そんな感じかもしれません。
目の前に出されたら、レシピを考えるために口にするけれど、自分からお金を出してまでは食べない。

そんな感じかなあ。

 

今夜もたぶん妹はテレビを観て感動すると思います。

私は、たぶんというか100%観ないだろうなあ。

いつか、何かのタイミングで観ることがあるかもしれないけれど、

一生観ないかもしれないなあ。

世界で大人気作品だというのにねえ。