私が起業したばかりのころ、

いろいろな先輩や、ベンチャーキャピタリストがやってきて、

私がやっていることに対して

「どれかひとつに絞るべきだ」とアドバイスをしました。

 

おっしゃることはもっともです。

かの経営の神様と言われるドラッカーも

選択と集中が大切だと

口をすっぱくしても言っています。

 

でも、

私にとっては、どれもやりたいことだったし、

どれかを切り捨てることなどできない。

たとえば、

毎月「Jサロン」という地域と人の交流サロンをやっていましたが、

それをビジネス化したら、私は居酒屋のおかみさんになってしまう。
(まさにそれをビジネス化して、地域をPRする居酒屋のおかみさんになった女性もいます)

 

デジタルコミックをインターネット発信したとき(1997年)は、

それこそVCやらIT企業の社長やらがわらわらとやってきては

デジタルコミック・ビジネスのローンチを勧めてくれました。

そのとき、オンラインとオフラインの漫画をメディアミックスした企画を考えていたのですが、

とにもかくにも時代が早すぎたのと、

私の頭の回転と、周りの人たちの理解とのスピードが合わず、

結局のところ、適切な人材と資金が集まりませんでした。

 

じゃあ、それって、失敗なのかというと、そうでもありません。

どれもこれも、やりたいことができた

大成功です。

 

大金持ちになってないし、

事業会社になってないし、

地位も名誉もないし、

有名にもならなかったし、

なんにもなってないから、

それって失敗人生じゃないの?

そう思っていたこともありました。

 

しかししかし。

成功か成功じゃないかっていうのは

自分が成功だって思えば成功。

 

ひとつのことに専念して、

選択して、

集中することも大切。

 

でも、

それだけが正しいんじゃなくて、

そうじゃなくてもよいわけです。

 

最近、いろいろなことを同時進行で行うことを「マルチタスク」と言いますが、

まさに、マルチタスク。

いいじゃないですか!

 

マルチタスクができる人ほど仕事ができない」という記事がありましたが、

記事によると、

① タスクを切り替えるたびに集中力がリセットされる

② 新しく入ってきたタスクを優先させてしまう

③ タスクの優先順位をつけられない

とあります。

 

いいじゃないですか~!!!

あれこれやるたびに気分が切り替わるし、

どんどん新しいことを思いついて

やりたいことをやればいい。

 

仕事ができるかできないかは、自分で「よし」と思えばよし!!!

 

コロナ禍で在宅で仕事をする人たちが増えてきたなかで、

副業を認める企業も多いなか、

いろいろな仕事をこなし、

肩書きもたくさん持っている人も増えてきているようです。

肩書きを/で区切ることから、

たくさんの肩書きを持つ人を「スラッシャー」と呼ぶそうです。