宝島社で発行している中高年の女性向けのファッション・ムック誌が好調だそうです。

私も最近「ハルメク」という雑誌のWEB版の記事を書かせていただいていますが、

こちらも書籍のほうは女性誌ではナンバーワンの売り上げとのこと。

 

60代の女性たちは、

日本ではじめてミニスカートをはいた世代

 

と、どなたか、評論家の方がおっしゃっていましたが、

1970年代から80年代にかけて、

「anan」「non-no」という女性ファッション誌が大ブームとなり、

「アンノン族」と呼ばれる若い女性たちが、

日本各地を旅するブームを創ったりもしたものでした。

 

マガジンハウスでアンアンの編集長だった(いまも?)能勢邦子さんも、

雑誌『an・an』はさまざまな女性の“好奇心のネタ帳”です」と書かれていますが、

この世代の女性たちはまさに、

日本のバブルの時代を謳歌した世代でもあり、

グルメや旅、ファッション、コスメなど、

あらゆることに好奇心と行動力でチャレンジしていったんですね。

 

私は「CanCam」「ViVi」をはじめ、多くの女性誌の創刊・編集に関わりましたが、

女子大生がブームになった時代でもあり、

その時代に女子大生だった人たちがまさに今、

60代から70年代のおしゃれでアクティブな中高年となっているわけです。

 

宝島の雑誌でメインモデルとなっている結城アンナさんは、

雑誌で取り上げられるファッションのスタイリングもなさっているということですが、

さすが、おしゃれ女番長。素敵です。
 

雑誌社も、当時のスタイリストさんたち(もちろん60代以上になっている)や編集者を

もっともっと活用できればいいのにと思いますが、

こうしたセミシニア雑誌を読む若い人たちも少なくないのだとか。

 

定年退職して、プライドだけが残っている元企業戦士の男性たちと比べて、

バブリー女子大生で優雅な専業主婦経験をしているセミシニアマダムは、

おしゃれセンスは非の打ちどころがありません。

 

話がとびますが、

地域の過疎化に若者を呼び込もうと

いろいろな地域がやっきになっていますが、

それはそれでよいですが、

かつて「アンノン族」だった人たちが

ファッション雑誌を抱えていったところはどこだったか、

考えてみてください。

津和野」が聖地でしたね。

 

おしゃれなマダムたちが

ファッション誌を片手に行くような地域づくり。

いまからでも遅くないですよ!

売れているファッション誌が取材に行くような

地域のアピールをするチャンスです。