被災地に住む女性起業家仲間の友人から、写真つきのメールが届いた。
泥だらけのがれきや、家の前に山積みになっている家具や家財道具らしきものなど。

2階の屋根まで届くほどの水は引いて、
避難所の体育館から自宅に戻り、
掃除を始めている人たちは皆疲労している。

断水はまだ続いているし、
飲料水が届いていない地域もある。

道路が土砂崩れなどで通れなくなっていたり、
車が流されて動きがとれなかったり、
陸の孤島となり孤立している人たちもいる。

「お金がなくて困っています」と、その人は書いた。
仕事もなくなり、家も住める状態ではなく。

「一緒にごはん食べたつもりで、ごはん代、送るから、振り込み先を教えて」とメールしたら、
「困っているのは自分だけではないから、市町村の募金窓口に募金してほしい」と返信。
「募金窓口の情報をたくさん流してくれるだけでもありがたい」と。

私は、自分が病気でしばらく入院したときのことを思い出していた。
自営業は回遊魚のようにいつも動いていなければ生きていけない。
入院して、仕事がないことやお金の不安は、病気そのものの不安などより大きかった。

入院したとき、ちょうどある会社のコンサルを担当していた。
入院中も毎日メールで支持を出し、仕事はきちんとこなしていたが、その会社は「契約違反だ」と支払いを拒絶し、お見舞いにすら来なかった。
そんなことがあって、現実的に、入るお金が入らなくなった。(ちゃんと仕事はしたのに!)

そんなとき、「お見舞い」と、現金を包んでくれた友人がいた。
本当にありがたかった。
お金もありがたいけれど、そうやって心配してくれる人がいることが嬉しかった。

「お見舞い」に現金を包むことは悪いことではないと思った。

私は、お金に余裕があるわけではないけれど、慎ましく生きていくことができている。

ほんの少しの募金や寄付や、被災地のものを買ったり、いろいろな情報を発信したりしているけれど、「一緒にごはんを食べたつもり」の分を友達にあげるのは悪いアイデアではないような気がしてきた。
仕事柄、友達や知り合いは多いので、みんなに気前よくは振る舞えないけれど、お振る舞いができたらいいなあ。

そして、
お金がなくて困ったときに、
「お金がありません。助けてください」と言って、無条件にあげたり、もらったり、できる仲間がいるといいなあと、思っているところです。

(ふたつか3つくらい前に、募金のまとめ情報を掲載しているので、よかったらチェックしてみてください)

愛媛県大洲市の募金窓口らこちらでふ。