ゆうべは、占いを仕事にしている同年代の女性とお食事。
三軒茶屋にオープンしたばかりのイタリアンレストラン、ドクトルカルネ。
軽いコースを予約したのですが、バラエティーに富み、野菜もたっぷりで、美味しかった。

それはさておき、いろいろな話をして、すごくいい企画も考えついたなかで、ちょっと気になったのは彼女のひとり暮らしぶりでした。
もともとナイーブな彼女は、ひとり暮らしには向いていないのかもしれず、なんとなく、年を重ねていくなかで、ひとりの不安があるようでした。

「私は、明日死んでも悔いはないよ」というと、とてもびっくりして、「私はそこまで達観できない」と言っていました。

明日死んでもかまわないと思う私ではありますが、実はひとつだけ心残りがあるとしたら、猫のこと。
私が死んだあと、路頭に迷わないようにと願うばかりです。
「これからの時代は、独身女性どおしが支えあっていかなくてはいけないね」

夫も、子供も、面倒を見る親もいない私たちは、気楽ではありますが、根なし草のようなものです。
最近、吉沢久子さんの「明日も前へ」という本を読みました。
96歳で、ヘルパーさんも頼らずにひとり暮らしを満喫している吉沢さん!
私たちも、こんな年の取り方をしたいものです。

ひとり暮らしはなにかと自由な分、寂しかったり、不安になることもありますが、そんなときに助けてくれる友人はありがたいものです。