オンライン対戦の麻雀ゲームにハマってまして、
ついに十段より更に上の「強者」に昇格しました。
現在、東京11位です。

ここまで来る道のりが如何に大変だったか、

やってない人にはまず理解して
もらえないのは分かってますが、
かなりの貴重な時間を浪費した分を

回収すべく、無理やり麻雀を仕事に
関連付けてブログを書き始めてみました。

私は学生のころ、
随分と麻雀にのめりこんで
膨大な時間を無駄に過ごしました。
でも、経営者になって振り返ると、
麻雀から学んだことや身につけたこと
が意外なほど多く、実は無駄とも
言い切れないのかも知れない、

と感じています。

その中でも特に大事なことを

二つあげるとするならば、
状況判判断力ギャンブルは負ける
ということでしょうか。


作家の水野敬也さんがブログで
勝負脳について以前書いてました

勝負脳とは、
「少しでも勝つ確率をあげる方法は

ないだろうか?」
と考える脳のことだそうです。

経営者などリーダーの役割にある人は

皆、日々変化する環境の中で、

自分たちの置かれてる状況を的確に
見極めて、持っている経営資源を
どこにどのタイミングで投下するか

常にその状況判断力が問われます。

会社の事業は、勝率5分5分のギャンブル

ではありません。

自分たちの持っている人材、資金力、情報、

販売網などの経営資源を駆使すれば、

勝てる確率が極めて高いものを

見つけてそこで勝負することが大事

なのです。

仮に失敗したら、どの程度痛手を負い、

それは挽回は可能であるかどうかを

計算して見極めなければなりません。
撤退や損切りのタイミングも

状況判断力が問われる大事な場面です。

麻雀は、事業と同じく、

いつも勝率五分五分の平等な勝負
ではありません。

自分の手配がいいとき、

自分がツイているとき、

相手との点差、

相手が弱っているとき、
そんな刻一刻と目まぐるしく変わる
状況の中で、勝てる確率が高い時を

瞬時に判断し、素早く決断を下す、
その繰り返しです。

勝負するのか、引くのか、様子見

なのか、麻雀が強い人は状況判断力

が優れた人とも言えます。

のめりこむと膨大な時間を費やして

しまうので、あまり麻雀を勧めるわけ

にはいきませんが、
経営の仕事だけでなく、

人生においてギャンブル的な要素

は誰も避けられないものだと思います。
就職や結婚さえも、ある種ギャンブル

要素はあるのではないでしょうか。

その後の運命を左右する大事な決断を
下す時に必要なのが、

的確な状況判断力なのです。

それは麻雀のようなゲームを通じて

能力を磨くことが可能だとおもいます。

我が息子にも、いつかどこかで

正しい麻雀との付き合い方について
教えてあげたいです。

ギャンブルは負ける」については、

時間がなくなったので、また次回。