昨晩は半年前に常務に昇格した岡本のお祝いが

のびのびになっていたのでサシで食事。
こんなに高低差のある肉をご馳走しました。よだれ

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岡本は00年入社で新卒入社の出世頭ですが、

いまでも成長意欲が高く、

昨夜も、もっと成長するにはどうすればよいか、

上司でもある私にアドバイスを求めていました。

常務になっても誰も安穏とできないのは、
CA8 の効用だとも思いますが、
若い我々にとっては大事なことです。

私もこの立場で安穏した日々が全く訪れませんが、

そのお陰で成長できていると実感します。
今度の新刊「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」

に倣って、難しい仕事への取り組みを意図的に
増やすようにアドバイスしておきました。


昨日の会話の中でふと思い出したのですが、
09年の役員合宿で決めた「専務対決 」は
絶妙の取り組みだったと思います。

09年SAP市場の立ち上がりに合わせて、
専務だった日高と西條の管轄で競争し、

勝ったほうが副社長になるという、

一種の社内キャンペーンですが、

多いに盛り上がりました。その甲斐あって
当社のSAP事業が立ち上がったと言っても
過言ではありません。

副社長という肩書きは当社の中では

それまで使われてなかったものです。

ある意味、社内の遊休資産を使って

ほぼ代償なしにそれを大きくレバレッジさせて

事業を伸ばしたともいえます。

「知恵」は目に見えない経営資源ですが、

時として現金や設備などの経営資源よりも
価値あるものを産み出すことがあります


財務諸表には出てこない資源を使って

会社を伸ばす努力を経営陣が忘れないように
したいと思います。

来週は役員合宿があるので、また皆で
知恵を絞ってきます。