今日から伊豆で150名のマネージャー合宿。
相変わらずサイバーエージェントの社内を見渡すと、
みな仲がよく、雰囲気が良いと思います。
でも、馴れ合いやしがらみによる弊害も少しづつだけど、
出始めたかなぁ。。と感じる今日この頃。
当社だけでなく、日本社会全体に言えることだと思うけど、
若い世代に対し強い統率力をとれる人が少なくなっている。
原因に考えられるのは、
年功序列制の崩壊で、年齢が上というだけでは納得しない。
怒鳴ったり、威圧したりする上司についていかない。
セクハラ、パワハラが社会問題化し、逆に上司が委縮。
ゆとり教育の影響(?)
体育会系までも上下関係が緩んでいるらしい。
などなど。
原因はたくさん考えられるけど、時代が変化し、統率力を
発揮するのが難しくなっています。
マネジメントの仕事は、部下のモチベーションを上げれば
それでいい。という訳では当然ない。
目標を掲げ、みなのベクトルを合わせ、達成に導かなければ
ならない・・・
解り易くするために敢えて原始的な表現をすると、
「皆に言うことをきかせられなくてはならない」
叱れない、優しすぎで、統制がとれなくなっているマネージャーも
多いのではないでしょうか。
言葉は悪いですが、手遅れになると部下になめられます。
言うことを簡単に聞いてくれない時代、本当の優しさと厳しさを
兼ね備えた統率力をもつマネージャーが求められます。
合宿で全てが解決する訳ではないですが、そんな人材を育成したい。