小休止のすすめ

テーマ:

マグロのように働く!という意気込みを書いた記事の直後ではありますが、ヒロミさんとの共著「小休止のすすめ」が発売になりました。

 

私にとってのヒロミさんは、遊び方をたくさん教えてくれた「遊びの先生」です。

 

10年タレント業を休んで復活し、今また大変な売れっ子になっているヒロミさんと、20年ずっと社長業を休んでいない私による「小休止のススメ」です。

 

ヒロミさんのように思い切って長く休むのも良いでしょう。また私のように長距離走を走るつもりなら、「走り続けるために遊ぶ、意図的に目をそらすために休む」、それも人生には必要ではないでしょうか。
 

気軽に読めて面白いです。ぜひ

 

 

今年の抱負「マグロ」

テーマ:

 


今朝の初セリで大間の本マグロが史上最高額の3億3360万円で落札されたニュースが流れていました。
 
そういえば昨年末のAbemaTVの納会での私の挨拶で
 
「我々は止まると死ぬマグロと同じ。来年も、絶え間なく話題性があって面白い番組を作り続け、機能の追加やサービスの改善を積み重ね、広告や課金あるいは新規のビジネスモデルを創り出し、マネタイズし続けなければならない」



そんな話をしました。

 

実際我々のやるべきことははっきりしています。

 

広告事業やゲーム事業が好調のうちにと、次の中長期的な柱となり得る事業を立ち上げてきました。

このまま投資を続け、一定規模のマスメディアに育てあげ、マネタイズに成功し、そこまで漕ぎ着けて晴れて柱の事業と成れるか、そうでないかです。

 

2019年になり、AbemaTVはもうすぐ3年が経とうとしています。

AbemaTVだけでなくサイバーエージェント全体的に、ここ数年はずっとかなりの攻めモードでやってきました。ここらで一度、会社全体を筋肉質にしておく時期かも知れません。

 

世界経済は足元不安定さが増し、日本の景気も先行き不透明な時期に入ってきました。正直どうなるかは分かりませんが、ネットバブルやリーマンショック、あるいは大震災を経験してきただけに、そのようなコントロール不能な状況でも経営者の言い訳は一切通用しないことも知っています。

常に最悪の事態には備えておく必要があります。

 

不透明な時代ですが、それでも一つだけ確かなことがあります。

インターネットによる社会変革はこれからも続くということです。後ろに戻ることはありません。それもゆっくり進んでいるかに見えて、長い歴史でみれば猛スピードで変化していきます。

 

その変化の速度に負けないように、誰よりもスピード感を持ってやりきる。

それが生き残るための一番大事な条件と言えるでしょう。

 

今年の抱負を聞かれたら「マグロ」。

 

 

 

「止まれねんじゃねえ、止まらねえ」

 

(理由/般若)

 

 

 

何者でもない 何者でもない
1,620円
Amazon

 

 

 

 

 



 

当たり前の話なんだけど

テーマ:

私はサイバーエージェントの社長です。

新経済連盟の副代表理事やMリーグチェアマンのようなもっと社会的な立場もあるけど、本職はあくまでサイバーエージェント社長です。

 

その私の立場からいえば、現役で活躍してる社員に、起業したらどうかと外から煽ってくる人は、当たり前なんだけど迷惑です。(既に辞めている社員や、活躍しきれてない人は全く構いません)

声をかけられただけで浮き足立つ人もいるし、

育てた人材に辞められて戦力ダウンだし、

将来競合になる可能性もあるし、

私にとって良いことは一個もありません。

先ほど、そのことについて語っている記事がPRESIDENT Onlineに掲載されました

以下抜粋

ーーーーーーーーーーーーーー

社員に「起業しろ」とあおる投資家は迷惑

藤田社長がいま発信したいのは、ベンチャーキャピタルが自社の社員に起業を促すことについてだ。

「よく社員に『起業しろ』とあおってくるベンチャーキャピタルがいるのですが、これは迷惑です。われわれからしてみると、育てた社員が辞める上、競合が生まれるかもしれないので、マイナスでしかありません。起業すること自体は良いことだと思いますが、VCは商売です。社員を辞めさせて、起業させて……そういう人間が増えたら彼らに(資金を)突っ込んで稼ぐわけです」

「最近はうちの会社を辞めた人間がやっているファンドも増えてきました。『自分も元々社員だった』というつながりで声を掛けてくるので、私が『迷惑だ』と公言しないと社員も判断しかねます。こういうことは社員を集めて話しても姑息な感じがするので、外部に発信したほうが早いと思いました」(藤田社長)

ーーーーーーーーーーーーー

 

もちろん、優秀な人材がどんどん起業していく社会は良いことです。

だからでしょうか。先輩起業家は応援すべしという風潮がありますが、残念ながら私はそんなにお人好しではありません。

 

それを止める権利はが私にないこともよく分かってますが、すごく迷惑なので、こうやってブログを書くとか出来うる対抗措置をとるしかありません。

 

育てた優秀な人材が辞めて起業する際、我々も投資できるなら多少競合しても応援できるのですが、不思議と辞める際に出資の話を持ちかけてくる人はほとんどいません。

 

もしかしたら、対象にならないと最初から諦めているのかも知れません。

 

それでふと思い出したのですが、昔、「CAエグジット」というコンセプト投資で、サイバーエージェントグループを辞める人にマイナー出資をして応援し、ベンチャーキャピタルとして稼ごうというアイデアがありました。その時はなぜか社内の同意を得られずお蔵入りになっていました。

ちょうどAbemaTVの立ち上げの忙しさなどで休止していた「藤田ファンド」を再開するところでもあるので、CAエグジットをちゃんとやろうかな。

これから辞めて起業する人や、既に辞めている人でも良いのでお気軽にご相談を。

検討した結果、投資は断る場合でも、ラブコールをくれただけでも古巣との関係性はよくなりますよ。