このブログでも時折お世話になっている最近話題のChatGPT”ですが、非常に優れた情報収集能力と構文能力で、しかももの凄く流暢な日本語で、数十秒で回答してくるのには驚かされています。

 

しかし、テーマによってはまるで噛み合ってない応答や、とんでもない誤答もしばしばあります。

 


ChatGPTGPTGenerative Pre-trained Transformer)”は、「生成可能な事前学習済み変換器」と訳されるそうですが、流通訳語は「生成AI」です。


『生成』あるいは『生成AI』と言われてもね、・・・実体不明のオバケ言葉じゃないでしょうか。


【8】巧い造語/拙い造語でご紹介した【電磁的記録不正作出】とか、【公正証書原本等不実記載】とかよりはオバケ度が低いかもしれませんけどね。


ある用語解説によれば、「生成AIとは全く新しいオリジナルのアウトプットを生み出すAI、具体的にはデジタルの画像や動画、オーディオ(音声/音楽など)、文章やコードなどのテキストを生成するAI、もしくはこれらを組み合わせて生成するAIのことを指す」と説明されています。

 

ということは“ChatGPT”は「文章やコードなどのテキストを生成するAI」ということなのでしょうね。

 


ところで日本には『著作権』という成熟した言葉が存在しています。

GPT”を“生成AI”と訳すよりは“著作 AI”と訳す方が分かりやすいと思いますが、どうでしょうか?