このブログでも時折お世話になっている最近話題の“ChatGPT”ですが、非常に優れた情報収集能力と構文能力で、しかももの凄く流暢な日本語で、数十秒で回答してくるのには驚かされています。
しかし、テーマによってはまるで噛み合ってない応答や、とんでもない誤答もしばしばあります。
ChatGPTの“GPT(Generative Pre-trained Transformer)”は、「生成可能な事前学習済み変換器」と訳されるそうですが、流通訳語は「生成AI」です。
『生成』あるいは『生成AI』と言われてもね、・・・実体不明のオバケ言葉じゃないでしょうか。
ある用語解説によれば、「生成AIとは全く新しいオリジナルのアウトプットを生み出すAI、具体的にはデジタルの画像や動画、オーディオ(音声/音楽など)、文章やコードなどのテキストを生成するAI、もしくはこれらを組み合わせて生成するAIのことを指す」と説明されています。
ということは“ChatGPT”は「文章やコードなどのテキストを生成するAI」ということなのでしょうね。
ところで日本には『著作権』という成熟した言葉が存在しています。
“GPT”を“生成AI”と訳すよりは“著作 AI”と訳す方が分かりやすいと思いますが、どうでしょうか?