「ポカポカ陽気」とか「ポカポカ殴られた」などと使われる言葉です。

 


「ポカポカ殴る」の「ポカポカ」は叩く音の擬音という説もありますが、「ポカポカ陽気」の「ポカポカ」は擬声語でもなく擬態語でもない奇妙な言葉です。


「ポカポカ陽気」は暖かく感じられて気持ちの良い状況です。


一方、「ポカポカ殴る」の方は、1~2発では「ポカポカ殴る」とは言わないので、3発以上続けざまに殴ることで、傷害事件に発展するかも知れないような不快なイメージです。


まさか、ポカポカ殴られた所が熱く腫れ上がって「ポカポカ陽気」ということもないでしょうね。


ほぼ逆の状況に対して同じ言葉が使われているのです。不思議ですね。


しかし、辞書をよくよく調べると、「何かが盛んに行なわれる様子」と書かれていました。

これでしょうかね。