こんにちは
3月も終わりに近づき、
ソメイヨシノも早いものでは数輪開花しました。
さぁ、京都市は観光客でごった返す事でしょう。
平安女学院創立150周年記念公開で、
聖アグネス教会に行ってきました、
今までにも公開された事はあったかと思いますが、ずっと見逃して40年くらい?!
ようやく縁がありました。
聖アグネス教会は、日本聖公会京都地区に所属する教会で、
3層の鐘楼を持つゴシック様式の教会堂。
英国国教会の流れを汲む、ローマ・カトリック教会の一部でした。
煉瓦造りの聖堂として歴史的に貴重な建築です。
創建時は「聖三一大聖堂」と呼ばれました。
京都市指定有形文化財
カトリック的な伝統を保ちながら、プロテスタントとの中道を歩む教会だとか。
内部は身廊とその両側に側廊を有する三廊式バシリカ型平面で構成されており、
奥に祭壇、南西隅に洗礼堂を備えています。
1898年(明治31)竣工。
設計はアメリカ人建築家、ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー。
↓ 洗礼室
ステンドグラスのデザインは同じくガーディナー。
製作者は宇野澤辰雄と書いてあります。
パイプオルガンは1981年(昭和56)に設置されました。
聖書台?朗読台?何の台? のこの鳥は‥
ワシ?タカ?
調べたら
ワシの様です。
聖書の福音史家ヨハネのシンボルとか。
祭壇
↓ この鳥は何のマークかなぁ、
3つの丸をまとめているから、
三位一体の意味のマークっぽいけど‥
三層の鐘楼は
昔は頂上に凹凸の装飾があり、
三層目の丸い部分には菊の御紋に似た文様があったため、取り替えられています。
↓チラシの写真をお借りしています。
竣工時のもの。
↓ 現在
静かな礼拝堂の椅子にしばらく座って、
心をフラットにして帰ってきました。