9月26日(日)

 一昨日、「巧チャンネル」の撮影をしました。

 今回のテーマは「抗体カクテル療法の処方拡大と課題」です。

 本年7月、軽症患者に使用できる治療薬として初めて「抗体カクテル療法」が承認されました。

 「抗体カクテル療法」とは、コロナウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ抗体を2種類(カシリビバブ、イムデビバブ)使うもので、変異するウイルスに対して、1種類よりも効果的にウイルスの侵入を防ぐとされています。

 東京都によれば、投与から14日以上経過している420人のうち、400人(95.2%)の症状が改善したとのこと(9月3日現在)。

 厚労省は先に、医療機関に加え、宿泊療養施設や臨時の医療施設での投与を認め、さらに入院設備等が整った医療機関に限り外来診療でも投与も認めました。

 日本維新の会では今月15日に菅総理に提出した「新型コロナウイルス対策提言第9弾」の中に「抗体カクテル療法処方範囲の更なる緩和」を明記。

 また、大阪府は今月17日、政府のモデル事業として新型コロナウイルスの自宅療養者を対象に試行実施しました。

 このように、抗体カクテル療法の処方範囲が広がってきましたが、残された課題もあります。

 まずは、世界的に抗体カクテル療法に使用する中和抗体の需要が今後大きくなることが予想されるので、薬剤の安定的な確保が可能か、ということです。

 第2に、迅速に必要な患者に投与されるか、ということです。原則発症から7日以内の投与で重症化を予防するされるので、果たして迅速な投与が本当にできるかが課題です。

 第3に、往診で使用する場合、副作用への対策など適正に使用するためのルール作りが必要です。

 そして第4に、大変高額の薬剤なので、無駄なく使う体制をいかに構築するかも課題です。

 事程左様に課題はいくつもありますが、何とかそれらを乗り越えて、期待される効果が発揮できるよう政府にはしっかり支援して欲しいものです。

                    (詳しくは「巧チャンネル」をご覧ください)