10月12日(月)

 午前中は事務所で打ち合わせ、午後から電話作戦等。

 

 ここ数日、いわゆる情報番組も日本学術会議の件で賑やかです。

 特別公務員とは言え直接の部下ではないので、なぜ任命しなかったか、菅総理はより丁寧に説明すべきです。

 でないと国民の「モヤモヤ感」は解消しません。

 その上で、同会議の在り方は、他国の例も参考にしながら、民営化など一度根本的に見直すべきです。

 さらに、同会議も含め、これまでの我が国の科学技術政策全般についても大きな改革が必要と考えます。

 

 科学技術は、国の盛衰を決めていくきわめて重要な政策です。

 にもかかわず、現在国の科学技術政策・予算は多くの省庁またがっており、ここでも「縦割り行政」の悪弊がみられます。

 それゆえ近年、世界における日本の科学技術のレベルがいろいろな面で低下しています。 

 たとえば、後続の研究に大きな影響を及ぼすとされる被引用論文が少なくなってきていますし、また博士課程への進学者も減少傾向にあるなど、若い研究者の育成確保も深刻です。

 今後ますます競争が激しくなることを考えると、科学技術政策の「司令塔」を明確にし、戦略的・効率的な展開・予算執行できるようにしなければなりません。

 こういうことこそ、もっと国会で論議すべきです。

 次の臨時国会に向けて、論戦準備をしっかりしていきたいと思います。

 

(明日の予定)

 午前中は新田八朗候補と小矢部市内で街頭演説・街宣活動、夜は南砺市、砺波市において個人演説会)