5月14日にがんセンターに入院してから今日でちょうど2週間。まだ退院の目処は立ちません。
5月14日 入院
5月15日 手術1日延期(急患に譲る)
5月16日 右頬がん、耳下腺がん、他 切除手術(予定より長く5時間半、HCU数時間→一般病棟へ)
5月21日 唾液漏への処置(フィブリン糊1mlを注射で耳下腺周辺に注入)
5月22〜25日 絶食(唾液が出ないようテレビ、スマホで食べ物を見ないよう指示)、栄養点滴(高栄養液に血管が耐えられなくなり、途中3度点滴針を刺し直し)
5月26日 5日ぶり、114時間ぶりに食事再開。但し、噛む力皆無、口が麻痺で開かないこともあり五分菜食、全粥にて。体重が大幅減少(入院後4キロ減少)のため、流動液体(クリミール、アイソカル、ファインケアなど)と高カロリーゼリーを毎食特別追加。
26日、27日に今まで経験したことないくらい酷い後期ダンピング発生。1度目は夜21時半くらい(食後3時間位)。視界が狭くなり立つことができず意識を失いそうになり、カバンから辛うじて塩タブレットを発見し、口にして事なきを得ました。2回目は27日11時過ぎ(やはり食後3時間ほど)。バイタルチェックで血圧が何度測っても80/50で、その後やはり汗びっしょりになり意識を失いそうに。糖質のものを持っておらず、ナースコールを握り、足を上げて寝て、何とか持ち堪えました。小一時間で復活…。今まで早期ダンピング(1日1〜2回)、腹痛、下痢、動悸が主で、後期ダンピングは滅多になかったですが、今回絶食明けで意識を失いそうになるくらい酷いダンピングが2度も。4日間絶食の影響だと思います。怖くてコンビニでブドウ糖とチョコを念の為、手元に用意しました。
5月27日 点滴針、そしてドレーンチューブ抜去。身軽になって、滅入ってた気持ちが少し明るくなりました。夜の食事、傷の孔から、顎を伝って胸、お腹へダラダラ唾液が漏れました。漏出量は10mlくらいでしょうか。
5月28日 ドレーンの傷孔、塞がったのか、朝食時、唾液は外へは漏れ出ず。右耳に痛みあり。内部で漏出して若干腫れる。部長診察。丁寧に触診してくださいました。本来は外来で予定していた造影剤CT、採血(食道がん術後6ヶ月半後)は、退院の見込みが立ってから改めて予約するよう、食道がんの執刀医が病室に来られ、延期になりました。早く、肺へ転移したがんの治療をしたいですが…。
顔面麻痺は相変わらず、目を閉じたり、口を動かしたり、噛んだり、は麻痺でできません。食事は五分菜食、全粥、流動液を何とか口に入れています。口の周りはみっともないくらいドロドロになります。退院はまだ先かなぁ…。焦らず前へ進んでいると信じて、今日もがんばります!
後期ダンピングが怖くて、手元に用意しました。
五分菜食の病院食。なんとかがんばって口に流し入れてます。噛めなくても、飲み込めます。