9/4(月) 小川山 ボルダリング | 本読み ときどき 岩登り

本読み ときどき 岩登り

趣味の岩登りと、読書のちょっとしたことを気楽に書けたらいいなと。
166cm 53Kg

9/4(月)晴れ晴れ

この日は小川山でボルダリング。
今日こそは流れるにケリをつけるぞと流れ岩へ。

前回はヨレて3級パートが出来なかったわけだから、しっかりムーブを作り上げようと3級パートの研究。

ガバ穴の一手に伸びていけなかったのだけれど、右のガバ足に欠き込みで乗り込んで距離を出そうとしていたのがまずかったみたいだ。
乗り込まずに軽く右足をネジルほうが、一見距離が出ないように見えるけれど上に出やすい。
欠き込みだと体がパーミングより右に離れてしまうところ、ネジルとパーミングが体の中心にくるから距離が出やすくなるみたい。

良いムーブが見つかったぞ、これなら登れたも同然。ホクホク
なんて思いつつトライ開始。

するも・・・

まったくかからないトウ。

前回やっとコツを掴んだぞと、何度も出来るぞと、後はヨレずに3級をこなすだけだぞと、思っていたのに・・・。

ぜんっぜん出来ない。

ほんの数日前に出来たことを、もう忘れちゃったのかワイの筋肉よ(泣)

運動神経とは、体の全ての筋肉を思い通りに動かすことが出来る能力のこと。
だから運動神経の良い人ってのは、見たことやイメージした動きをすぐに再現できるから、どんなスポーツでも高いパフォーマンスを上げることが出来る。
世の中には頭の良い人がいてるように、筋肉IQが高い人って居てるんだよな。
運動神経の鈍い自分は、何度も繰り返して一つの動きが少しずつ出来るって感じ。
筋肉IQが低いんだな。
しかも物忘れまで激しいときてる・・・。

筋肉がアホなのだ。

テストで例えるなら

授業に不真面目なのに成績が良い
授業に熱心だから成績が良い
勉強しないから赤点
まじめなのに赤点 ←これ

あいつめっちゃ勉強してるのに、めっちゃアホやん。
っていう・・・。
この筋肉バージョンが自分なんだよなあ。

なんでこんなにアホ筋なんじゃあと、打ち込むもトウからのスローパーが全然出来ない。

 

撃てども撃てどもムーブがこなせず、昼が過ぎヨレて力が出なくなってくる。

今日もダメか・・・移動かなあと頭をよぎる。

せめて1回くらいスローパーマッチまでいけるトライが出来たらなと諦めかけたころ。

ピタッとトウが決まった。

このチャンスを逃したくないと、慎重にやりすぎて遠いパーミング止めに勢いがなくなっちゃったけれど、なんとか取れた。

ここからは朝に作り上げたムーブがある、っと思いつつもちょっとドキドキ。

いざ必殺の右足ネジリっ!!

「流れるSD」初段


でけた。
いやー難しかった~。
久々の岩の上はやっぱり気持ちが良いもんだ。
これが出来たら大いなるも少しずつ触ってみたいなあと思っていたので一歩前進。


次になにするかなあと移動してくじら岩。
前ちょっと触ったときに核心までもいけなかった緑のマント。

前はフットホールドがビチャビチャだったから、乾いた状態でどんなもんか試してみたかったのだ。

打ち込んでみるも、たいがい難しい。
乾いていても核心までもいけないの。

ムーブをあれこれ考えつつ、少しずつ進んできて。


初めてリップのガバを捉えれた。




んでこっからのマントル~



いや無理だろこれ。

リップにかかるとこ何にも無い・・・。

めったくそ悪くてマントル体勢までいけなかった。
さすがマントル核心。

でもやっとこ核心までいけたわけだから一歩前進。
撃ってたらマントルに何か見えてくるのだろうか。

この課題も打ち込んでみる宿題に加えておこう。

最後に2級をちょっと触って敗退して終了。

なんだかんだで打ち込んでみようと思える宿題が増えた。

どれも後ちょっとで出来そうなような、まだまだかかりそうなような。

若い子なら一日に何本も登れるくらいにピークが持続するけれど、一本を集中するので今の自分の体力だと精一杯だから、どれからやるべきか打ち込む順番が難しいところ。

んま、やりたい宿題が多いってのはいいことだ。

少しずつ涼しくなってきたし、他にも行きたい岩場はいっぱいあるし、岩登りは尽きることがないなあ。