思い出すだけでも涙が出そうになりますが。
先日、仙台長町ゼビオアリーナにて、千葉の習志野高校時代のクラスメート、ジャッキーこと木村悠の世界タイトルマッチがありました。
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初めてのボクシング観戦。
久しぶりの同級生との再会。
その後の打ち上げ。

など、楽しみ満載の日!
楽しいイベント気分で会場に向かいました。

ボクシングの試合ということで、周りはガラの悪そうな人ばっかり!笑
試合会場でもヤジがハンパない!笑
など、なんとなくイメージしてた通りの内容で前座試合は進んでいきます。

ちなみに我が同級生ジャッキーは、戦績は20試合18勝3KOと、かなり強いですがKO率は10%というアウトボクサータイプ。
確実にポイントを重ねていくタイプです。
と、パンフレットなどでチェックしながら、いよいよ試合時間に。
wowwow生中継系ということと、同じジムということで、山中さんと村田さんという人気ボクサーが解説。
一緒に応援に来てくれたN井さんは、お二人が登場するやいやな即ダッシュで写真を撮りに走っていました。(相変わらずフットワーク軽いですw)

選手入場
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試合開始
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アウトボクサーのジャッキーは確実に相手に攻撃を当て、ポイントを稼ぎたいところ。

が、しかし相手の勢いが凄すぎてメチャメチャ打たれてます。
後ろの席のヤジのおじさんも、「あ、今のは効いた」とか「今のは派手に当たったけど効いてない」とか「ボディ嫌がってる」とか、素人にはありがたい解説を一人でブツブツ言ってましたが、ほぼ不利的な内容ばかり。
やはり知り合いがやられてるのを見るのはなんともやるせない気持ちになり、KO負けかも...と思ってしまうくらい際どいパンチも食らっていました。

そして4R時点での判定では0-3。
ポイントを稼がなければいけないのに、逆に取られてしまう厳しい展開。
しかも5Rには相手の右ストレートがキレイに入ってしまい、後ろのおじさんも「あ、これはヤバい。」という言葉が出てしまうほどまずい展開になってしまいます。

ただ、のちのジャッキーのコメントにもあるように、その一発をくらい吹っ切れたそうです。

もう前に出ていくしかない...

そこからジャッキーは諦めない強い気持ちを前面に出し、手数を出し続けました。
8R時点では0-2まで追い上げる展開。
残り4R。

もちろん相手も負けたくない。
疲れが見えていましたが、応戦してきます。
ただ、恐らく長期戦はジャッキーの得意分野。
手数が減りませんでした。

後ろのおじさんは「倒さなゃ勝てない」とか「おれの採点じゃ何対何だ」とか、相変わらず不利的な発言ばかり言ってましたが、最後はもう黙ってくれとしか思えませんでした。笑

ジャッキーの気持ちに突き動かされる観客。
自然と沸き起こる木村コール。
32歳。もしかしたら最初で最後の挑戦。
圧倒的不利な戦局。

同じプロ選手としてやっていたから気持ちがわかるわけではありませんが、最後のラウンドは

悔いを残したくない

勝っても負けても出し切りたい。

そんな気持ちが本当に伝わってきて、心の底から感動しました。
涙が出ました。

そして...

新世界チャンピオンへ。

本当にカッコよかったし、心を動かされた試合でした。
諦めない気持ち。
出し切る姿勢。
だから、あんなに応援してくれる人がいるんだな。

並大抵の努力ではない、と周りは言うだろうけど。
やってる本人はやらなきゃいけないことを当然にやるだけで、練習がいくら辛くても、負けたときの悔しさのほうが辛いことを知ってるから。
サボれずできた人だけが行ける高みだと思う。
ただそれは愚直に、結果につながる。
引退したときにその積み重ねの大きさに自分自身気付くと思う。

本当に素晴らしい試合でした。

行けてよかった!
自分に置き換えて考えてみる。
まだまだできる。
気づかせてくれて、ありがとう。

ジャッキー、おめでとう☆
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