2015/10/10(土)曇
門司港→指宿、19日目、道の駅・喜入~知覧~開聞中向かい林の中、5時35分~18時20分、12時間45分、41㎞
昨夜は曇り空と気温が高かったので、「屋根無し」でも大丈夫です。
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人気の無い喜入でも、温泉があるせいか、車中泊の車が5、6台停まっています。
帰りの日程が詰まって来たため、「長崎鼻」到着後に回る予定だった「知覧特攻平和会館」に向かいます。約16キロの上り坂を歩き、ようやく到着です。
〈知覧にて〉
室内に入り、展示されている遺書を読むと、涙が止まらなくなります。
正に、人生これからという、17歳から30歳の特攻隊員たち。
何故、彼らは死ななければ、ならなかったのか?
彼らを死に追いやったのは、誰?
死に追いやった者は、どう責任を取ったのか?
怒りと悲しみが交錯したまま、館を後にします。
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ブランドになっている「知覧茶」の、見事な茶畑が広がっています。
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朝早く出発したので、朝食抜き。昼食も食べる所が無く、ようやく見つけたJAのお店で買ったアンパン2個。それでも、歩けるものです。
澱粉用サツマイモの収穫作業に出合います。白いサツマイモは初めて見ました。
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薩埵峠から見た富士山の景色にそっくりの、開聞岳のビュースポット公園には、トイレが無く、泊まれません。
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当てにしていた駅には駅舎がなく、適当な宿泊場所が見つからないまま、暗くなり始めた18時過ぎに、ようやく松林の中にテントを張ります。
明日は7㎞歩けば、ゴールの長崎鼻です。
本当に、もう一息です。