新年もはや9日目。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、朝の新宿御苑を訪れる機会がありまして、とても清々しい空気の中、

木や花をめでつつ歩いてまいりました。

 

気温はひとケタという寒さの中、冬桜やスイセン、山茶花などがきれいに咲いている中、葉を全て落とした木の姿が印象に残りました。

風を受け流すためでしょうか、数本まとまっている木が、

まるで風上に向かって流線形を成すかのように、上手にかしいで立っています。

この場所に吹く風がもたらした造形美。

 

暑くても寒くても、雨が降っても風が吹いても、同じ場所に立っている木は、

仕合わせる力を体現した姿にも見えました。

それを支えるのは、地面の下にあって見えない根っこたち。

地上、地下を合わせて想像すると、すご~く大きな木の姿が立ち現れてきて、

そのスケールに感動を新たにしました。

 

大雪で大変な地域の方もいらっしゃると思います。どうぞお身体にお気をつけて、

ご無事でお過ごしください。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

2025年が、皆さまにとって良い年でありますように、と祈りつつ、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

〈ライター:斉藤知江子