先日、沖縄のラーニングジャーニーに参加してきました。
首里城を訪れた時に伺った話に感動したのでシェアします。
琉球王国は、鉄などの金属資源は乏しいがゆえに、貿易立国としての道を歩みました。
大切にしたのは、「仲良くすること」。
そのために、相手の国の言葉を学び、食事や芸能でおもてなしをし、そして
・決して戦わない
・すぐに決められないことについてはイエスもノーも言わない
・でも交渉の手綱は握っている。
これはすごい!と思いました。
中国の明、台湾など、広く交易をする中で、
柳のようにしなやかに、「なんでかね~。だからよ~」と、
受け流しつつ、うまく付き合っていく、まさに仕合わせる在り方。
それを支えていたのは、覚悟を決めた在り方なのだそうです。
琉球空手は、鍛えた技を“決して使わない”ことを目指して、
いつ何時何があっても自分や周囲を守るために、日々鍛錬するのだとか。
だから、相手がナイフを突きつけてきても、にっこり笑って交渉を続けられたという話を聞きました。
(私がガイドさんからお聴きした話をまとめているので、もし間違っていたらすみません)
陰陽両面を支えるために、必要なことに力を尽くす。
まだまだ自分は甘いのだと、色々な面で身に染みた学びの旅でした。
写真は守礼門と、修理中だからこそ近くで見ることのできた首里城の屋根部分です。
今日も一日、仕合わせてしあわせに仲良くお過ごしください。