7月7日(日)、身体の力みを抜いて「ゆるーく楽になる」体験をしてきた。
身体が軽くなるのはもちろん、日常の基本動作、歩く、階段を上がる、降りるが負担にならない。
前回この体験した方は、膝の痛みが軽減したそうだ。
このワークショップは好評で3回目の開催。
講師は『玄武術』を広めている『方条遼雨氏』だ。
『玄武術』とは「型のない武術」で古人が「型」を通じて伝承してきたものを「型で動く」のではなく「動けば型になる」身体をつくることを行っている。
一番重要視しているのが「脱力」
ワークショップでは、身体の緊張を解く「脱力」でどんなことが起きるかいくつも体験した。
一例をあげると、
足をゆらゆらして緊張を解くだけで、あら不思議!足が軽くなり、楽に動かせる。
相手に押さえつけられても、こちらが「脱力」すれば相手が勝手に後ろに弾かれていく。
力と力でぶつかるのではなく、脱力することで難なくお互いの緊張関係から抜け出せる。
(筆者にとって、発見!と感じたのは、組み合っていると相手が力を入れているところが
自分も力が入ること。こちらが力を抜くと相手も力が入らなくなる。連鎖していくんですね)
話は身体と心との関係にも及んで
いやな相手、いやな体験に出会うと、自分の中で緊張し、過剰反応が起きて本来の自分が出せなくなることないですか?
「脱力」することで、出来事の意味合いを最小限に抑えられ、動じない自分をつくることができると方条氏はいう。これもペアになって体験。
「脱力」することで自分の身体の本来の能力を引き出せるのは自分と「仕合わせている」
ことだろう。まだまだ体験したことがあるが、とても伝えきれないし、言葉では伝わらないことが多いので、興味を持った方には体験していただきたい。
(ライター:水野 矩美加)