仕合わせるプロジェクトで講演会を開いていただいた玄侑宗久さんが出演されていたTV番組 「100巡礼」(BS日テレ)が、先日最終回を迎えました。その中で語られていたことがとてもすてきだったので筆者のメモをシェアしますね。
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「自分」とは「自然の分身」という意味。

大切なのは、嬉しいこともそうでないことも、いつまでも引きずらないこと。その都度スパスパ切る。

失敗を重ねていけばいい。失敗を恐れなくていい。

どんな時も統一する私がいる、というのは「私」についての誤解。色々な私がパッと生まれてパッと消える。波はぶつからないと音がしない。波に抵抗するのではなく乗るのがコツ。

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色々な「私」がパッと生まれ、その時同時に色々な「あなた」生まれているわけですね。親しい人との間柄でも、いわばその時お初な組み合わせのパッと生まれた私達同士ということでしょうか。
そのパッと生まれた同士がお互いしあわせにいられる関わりを、制限としてではなく”波に乗るように”楽しむことが、「仕合わせる」ということなのかもしれません。