こんにちは “ ジジの一言 “ です : 3月3日 上巳 ( じょうし )の 節句を迎えて | ジジの一言

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もうすぐ 5年生になろうかという 孫が
お雛様と一緒に “ 節句 “ を 迎えた時の写真です。

【 小豆島大観音 老僧 ジジの一言です 】

♫ あかりを つけましょ ぼんぼりに 🎶

“ 生まれた子供が 健やかに しかも 優しい子供に育ちますように “ と いつまで経っても お雛さんを 前にして 家族で 節句を祝うのは 楽しいものです。

《 節句 》と言いますと “ 女子の節句 “ ひな祭りとか “ 男子の節 “ 句鯉のぼりが有名ですが 元来は 正月7日 . 3月3日 . 5月5日 9月9日 . その季節を迎えると “ この季節を 無事 しあわせに 暮らさせて頂きますように “ と お願いし 前の季節を安穏に暮らさせて頂いた “ お礼 “ を する大切な日なのです。


3月の節句を《 上巳の節句 》といい 3月の 最初に迎える 巳 ( み ) の 日に 行われていました。

巳 ( へび ) は 自ら 脱皮して 生まれかわることから 川で 穢れを落として 一層 成長する事を言います。

“ 流し雛 “ の風習は そこから 始まったのですね。

“ 雛人形 “ には 生まれた子供が 健やかに成長し 心 優しい女性に. また 長じては 美しく成長し 最高の伴侶に恵まれ 沢山の子供を持ち. 人生が ますます “ 弥栄 “ でありますようにと 祈った 親や 家族の 気持ちかも しれません。

元々は 女の子だけの お祭りではなく “ 新春 “ を迎え それを 寿ぎ “ 無病息災 “ を願った 厄払いの行事でした。🙏



蛇足ですが 中国に このような 故事があります。

“ お釈迦さま “ が お生まれになった 少し後 . そう. “ 楊貴妃 “ の時代と 言った方が よく 分かるかな?

漢の時代に 除肇 ( じょちょう )と云う名の 心 優しい 青年がいました。

ところが 何がどうなったのか 3人の 女の子を儲けましたが どの子も この子も “ オギャー “:と生まれて 3日以内に 死んでしまうのです。

それは それは 除肇の 悲しみようと言ったら ありませんでした。

前記したように とっても 心優しく “ 世のため人のために 尽くしたい “ と 常に 考えていた 除肇の事です。

友人や 隣近所の人たちが,彼の 悲しみを見て “ 3人の女児 “ の 亡骸を 川で 洗い清め 水葬し. 酒や 食事を用意して 励ましました。

その後 . 除肇は 可愛い女児を儲け その子を 中心に しあわせに 暮らしたの事です。


これに由来して 中国では 3月3日には 水辺で 身体を清め お祈りをした後に 家族や 知人が集まって お祝いをする風習が 出来上がったのです。


立派な “ 雛人形を “ 飾って 豪勢なパーティーをするのも とっても 素晴らしい事ですが . 生まれて今日まで 利発で健康な子に 育てて頂いた事に 感謝して . ましてや . これから 立派に育ちますようにと お願いの手を合わせで “ 雛祭り “ を 迎えて欲しいですね。
               村垣 慧晃 合掌🙏