次ページ、■まとめ編 / 言葉は意識のためにとても大事 / りえさんリポート・その3
■真央さんと羽生選手が積み重ねてきたこと+そのお蔭でできたこと
★ご招待★ kazさんと共演予定だった2台ピアノをkazさんご縁の方と演奏。
■クリスタルメモリーズ/大きく繋がる表現、起伏の大きさ/バラ1から得たもの
■ピアノの本来の音 /「今までごめんね」とピアノに謝った記憶
価値観や方法は、世の中、様々です。
私のレッスンは、
「練習して弾けるようになってから行くレッスン」ではなく、
練習する前に、
あるいは、練習してみて上手く弾けない時に
レッスンを受けに行く、、、というレッスンです。
(練習して弾けるようにはなったけれど手が痛い・・という時も)
弾き方や表現のコツを分ってから
練習した方が早く仕上がるので、
練習していなくても来ていい、、ではなく、
練習できない時こそ、来た方が良いレッスンです。
・・・と、何度書いても、
なかなか信じてもらえませんけれどね。。(^^;)
練習は、もちろん、した方がいいです。
でも、練習が総てではないのです。
「練習が足りないから弾けない」で
総てを片づけるのではなく、
逆に、
練習時間の長さばかり数えて満足するのでもなく、
「どういう音楽を目指して練習するか」を考えたいですね。
手や体に負担少なく、
ピアノという楽器を鳴らす、合理的な弾き方と
そうではない弾き方があることを学び、
弾き方のコツを頭の中でシミュレーションしたり、
少しずつ、弾き方を変えながら、
少ない練習時間でも諦めずに学び続ければ、
進化はできます。
詳細は書けませんが、
日本の某所で
私のレッスンを毎回長時間受けている方が、
ただでさえ(ブラック企業かという)激務の上に
同僚さんが体調でお休みしがちで
1週間に1回も練習できるかできないか、、という過酷な状況の中で
難しい大曲を演奏されて(ノーミスとはいきませんでしたが)
某コンクールの予選を通過したとのメールを受け取りました。
本当に大変なお仕事のお話し聴いていたので
さすがに、本当に凄い事と感動しています。
私に弾き方を習えたから弾ける、と
いつも言ってくださる信頼感が大事だったかもしれません。
・・・・・・・・・・・
練習できない方は本当に多いです。
こちらは、
札幌の門下生からのメールです。
こちらもなかなかお忙しい状況ですが、
レッスンの中で進化が出来て
とても喜んでくださった直後のメールです。(^^)
***公開了解済***
先ほどは
レッスンありがとうございました(^^)
自分だけの練習だと
気が付くことができないところや
自分だけの思考じゃ足りない部分を
吸収できるのが
先生のレッスンだと改めて感じました!
自慢できることではありませんが
少ない練習時間でも、
頭の中で弾いてるイメージ、
力を抜くイメージ、
肩甲骨の体操など、
ピアノに向かわなくてもできる
イメージ練習をすることで
少しは身になっているかなと感じています。
今日の感覚と記憶を維持して、引き続き
効率的な練習目指してがんばります!
(後略)
*************
この方はレッスン歴長いのですが、
それでも、改めて、
練習できない時にも、
やはり、
まずレッスンに行った方がいいのだと
感じてもらえて良かったです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
東京レッスン/8月23日(金)~27日(火)
★ピアノレッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について
Megumi(野谷 恵)