【ピアノ】で【アカペラ】 / 感じる練習(感じていないものは伝えられないから) | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

 

 

昨日の記事にもつながる話です。

 

■主役の交替・ソリストは常に主役とは限らない、と考えてみる

 

 

その時、一番大事なメロディーラインが

 

一番上にあるとは限りません。

 

 

「愛の夢第3番」のように

 

一番大事なラインが内声にあるという

 

始まり方をする曲もあるわけです。

 

 

大事なラインをまず見分けて、

 

その大事なラインと

 

相手役的ラインと

 

脇役的ラインは

 

音量や音色を少しでも変えて

 

解りやすくすると

 

大事なラインが伝わりやすくなります。

 

 

 

でも、

 

ただ、強く出せばいい、、という話でもないのです。

 

 

そのメロディーラインがどこまで続いていて

 

どんな形をしているか、

 

どこにポイントとなる音があるか、

 

ポイントがひとつではない場合

 

どちらのポイントが大切か、等、、

 

考えることは沢山あります。

 

 

 

声部別の練習を

 

ただすればいいのではなくて

 

主役的なラインと

 

相手役的なラインと

 

脇役・チョイ役・通行人のような背景役、等々、、

 

大事さの違いを考えることも大切ですし、

 

何より、

 

その時一番伝えたい

 

大事なメロディーラインは、

 

アカペラで歌うかのように

 

伴奏は全部抜きで、

 

そのメロディーだけを

 

しっかり表現して練習してみると

 

そこに使うべき集中力を使って弾く練習、、

 

例えば、「ここの、この山が命!」みたいな

 

大事なところで盛り上がる練習ができますよね。

 

 

 

真面目にコツコツ、

 

声部別練習もしていたのに

 

なんだかつまらなくなってしまった・・という

 

ピアノの先生の曲は、

 

あまり知られていない曲なので、

 

演奏者が

 

曲の魅力を伝えることを

 

がんばらなくてはなりません。

 

(有名な曲は、お客さんの頭の中で

 

補って聴いてもらえるけれど。。)

 

 

 

頑張ってもつまらなくなっていた理由は、

 

音を間違えないように、

 

テンポ通りに、

 

強弱等記号を守って、

 

「ちゃんと弾く」という意識だけで

 

弾いていたからだったと、

 

今日、分かってよかったです。

 

 

 

音を1個も間違えずに

 

弾くだけの練習では足りないのです。

 

 

 

音楽は

 

音と音の関わりでできているので

 

次の音へどういう風につなげるか、

 

盛り上げるのか、

 

叫ぶのか、

 

気が済んで降りてくるのか、

 

まとめるのか、

 

、、、、何をしたいのか、

 

それを考えながら練習したいですね。(^^)

 

 

素敵な音楽をとりもどせて

 

良かったです。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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ありがとうございます。

 

                 Megumi(野谷 恵)