小椋、おめでとう | うさぎの音楽談議

うさぎの音楽談議

ソロとバンドでかれこれ36年ライブ活動やってます!
絶叫する営業兼二種電気工事士です(笑)

98年のドラフト3位入団以来、期待されながらも故障続きでこれまで先発勝利のなかった小椋投手が、見事今日のマリーンズ戦で先発して5回を1失点で投げ切り、その裏の攻撃でチームが逆転、残る4回をSBMが2失点で抑えて勝ちました。いわゆる「松坂」世代の中で、ひとり遅咲きでしたが(和田、杉内、新垣らも同期)本当に良かった。首位相手に連勝したのも、チームにとっては大きいですよ~w

 

…と、全くHAWKSに興味のない方にはここまでで。後は、もろもろ感じた事の備忘録です。

 
うさぎの音楽談議-これから沢山勝ってね~カミさんが、休みながら午前中と午後にそれぞれ1回、緊急招集を受けましてへとへとで帰宅して来ました。よって、天気は良い一日でしたが基本的には自宅にてTV観戦。私は昼前に市川のクリニックへ。来週以降、紹介状を貰って代々木にある「睡眠学センター」を受診するよう勧められました。

 

昨日読み終えた本について。「44歳に天職が見つかる、それまで経験してきた事の中から何かがはっきりする」と。正しく、今年の10月に私はその年齢に達します。そこまで知っていて、O氏がこの本を贈ってくれたのかは不明ですが。著者は、いわゆる中小・零細企業経営者向けコンサルを行っているのですがそれまでの本業は広告代理店だったそうです。これも、私と奇しくも同業でした。

広告代理店の「突き詰めたかたち」というのは、クライアントの経営戦略に関わるコンサルになるだろうと感じていました。そうでなければ、某最大手のように売りたいメディアをクライアントが疲弊するまで売りつけるか、某外資系のように「逝く時は一緒」の運命共同体のようになるか、ですから。業界で生き残るのはどんなスタイルを目指すのかで、この先10年くらいで淘汰されるのかも知れません。

もともと前に所属していた会社は、業界では中堅規模でしたがかつては色んなタイプの人間がいて、またそれを許容する組織だったのですが、新しい経営陣は時流とともに効率主義に傾き始めて、今回テコ入れとしてチーム単位での大手クライアント開拓をしながら、今まで通りの個人プレイも推進するとしていました。確かに400人の社員数を維持していくには両建てで行く必要がありますが、仮にクライアントが大きくなればそれだけ影響ももろに被るし、企画の千本ノックに耐え得るスタッフの強化も必要です。漏れ伝え聞くところでは、現場のモチベーションが維持出来てないらしいです…。いずれにしても、楽な道はないでしょう。

 

話がそれましたが、私は自営業をやるつもりはありません。それは亡父が組織に馴染めず自営で商売をやるも商才がなく、人にも騙され、収入がなくとても辛い時期を知っているからです。ようやくそれなりに利益を生むようになったのは、父が還暦を過ぎた頃でした。その直前はどん底だったのですが、還暦前にどんな気持だったのだろうかと想像してみたりもしました。

ただ、昨今の雇用者でもマネージメントに関わるようになれば「経営者的視点の必要性」を求められたりするので、全く縁がないという訳でもないな、と。

 

それから本のオビの裏面に「幸せなサラリーマンの方には、読んでも役に立ちません」とありました。そうか、私はつい先月まで「幸せなサラリーマン」だったのだと気付かされました。そして、まだその当時の感覚を立ち切れていないのでしょう。今は自分が「売り物」で、この商品価値を高めてコンペに打ち勝ち、何としてもノルマを達成しなければならないのです。ああ、そんな事考えてるってカミさんに言ったら、嫌~な顔されそうだな(;´Д`)