多様な視点からとらえること | 離婚体験記〜優紀の精神的な死と再生〜

離婚体験記〜優紀の精神的な死と再生〜

電撃結婚後、12年目前の突然の離婚要請により衝撃を受けました。それをきっかけに自分の人生を見つめ直し、自分の価値観を取り戻し、精神の自由を求めて前向きに離婚しました。その後、自分自身を取り戻し、再生する様子を綴りたいと思います。

追い出された半年後から今までの5年間、

通信制の学校で勉強していた。

資格も複数取得した。

9月末で一段落することにほっとする一方で、

子どもたちが父親の家に行っている間の

徒然を紛らわす何かがやっぱり必要で、

次のステップへのお金を払った。


依存症のようなものなのだろう。

でも、払える範囲でしか申し込まないし、

異性や宗教に引っかかって、

傷ついたり散財したりするよりは良いだろう。


持ち帰り残業もあるし、

手当はつかないけれど残業しても怒られないし、

勉強の締め切りもあるから、

何とかなるんじゃないかな、きっと。


だから、

子育てをする父親をむやみに持ち上げないで欲しい。

それぞれの家庭にはそれぞれの事情があって、

合意もしくは譲歩の上で生活を成り立たせている。

何にも知らない他人が、

自分の思い込みに基づいて片方を高く評価したり、

片方の悪口に賛同したりするのは

フェアではない。

みすゞさんの詩にあるように、

海の上では大漁でも、

海の中では魚の弔いをしていることに

想いを馳せてほしい。