追い出された半年後から今までの5年間、
通信制の学校で勉強していた。
資格も複数取得した。
9月末で一段落することにほっとする一方で、
子どもたちが父親の家に行っている間の
徒然を紛らわす何かがやっぱり必要で、
次のステップへのお金を払った。
依存症のようなものなのだろう。
でも、払える範囲でしか申し込まないし、
異性や宗教に引っかかって、
傷ついたり散財したりするよりは良いだろう。
持ち帰り残業もあるし、
手当はつかないけれど残業しても怒られないし、
勉強の締め切りもあるから、
何とかなるんじゃないかな、きっと。
だから、
子育てをする父親をむやみに持ち上げないで欲しい。
それぞれの家庭にはそれぞれの事情があって、
合意もしくは譲歩の上で生活を成り立たせている。
何にも知らない他人が、
自分の思い込みに基づいて片方を高く評価したり、
片方の悪口に賛同したりするのは
フェアではない。
みすゞさんの詩にあるように、
海の上では大漁でも、
海の中では魚の弔いをしていることに
想いを馳せてほしい。