先日3/22にロシアのモスクワ郊外で起きたクロッカス市庁舎ビルでの大規模テロ事件 についてですが、その後のロシア警察、保安庁の調査が進み、実行犯である4人のタジク人には報奨金としてウクライナのナショナリストから大金が仮想通貨で送られていたことが判明したようです。

 

実行犯4人が犯行後逃げようとした先がウクライナであることと、ウクライナのナショナリスト(名前はまだ発表されていない)が送った仮想通貨の大金 この2つで この事件の背後にはウクライナの誰かがいる ということは ほぼ間違いなさそうです。

 

まずは 仮想通貨が実行犯に送られていたというニュースをご紹介します。

 

 

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速報: クロッカスへの攻撃者はウクライナから仮想通貨で支払われていました! 

 

ロシア調査委員会:「拘束されたテロリストへの捜査の結果、彼らから押収した技術機器の調査、金融取引に関する情報の分析、彼らとウクライナ民族主義者との関係の証拠が得られた。 捜査により、ウクライナからテロ攻撃実行者への多額の金銭と仮想通貨の受領に関するデータが確認され、それらは犯罪の準備に使用された。」

 

 ↓(日本語に変換したもの)

 

まだ容疑者の裁判前ということもあって、ウクライナの誰が多額の金銭と仮想通貨を送ったのか、その辺の情報は開示されていませんが、仮想通貨ならば追跡が可能なのでロシアの捜査機関がウクライナの送金元を特定したということなのでしょう。

 

また、仮想通貨 というところで思い出したのが ウクライナ政府が仮想通貨の企業FTXと提携を発表していて、ウクライナ政府はバイデン政権から安全保障対策費等として受け取ったお金の一部をFTXで運用し、FTXはCEOのサム・バンクマン=フリード氏は2022年12月に詐欺罪で逮捕されるまで、米民主党政権に多額の寄付を行っていた大口献金者だった という一種の「マネーロンダリング」を行っていたことです。これは米FOXニュースで報道されました。

また、FTXはウクライナ政府支援の仮想通貨募金サイトも設けていました。

What is the alleged connection between Sam Bankman-Fried, FTX, Democrats and Ukraine?

(サム・バンクマン・フリード、FTX、民主党とウクライナの間にはどのような関係があるとされているのでしょうか?)

 

ですから、このテロへの資金提供者はウクライナのオリガルヒ等の個人資産家である可能性も もちろんあるのですけど、世界中から募金等で集めた仮想通貨を巨額に保有していると思われる現ウクライナ政府が資金提供者の可能性もあると思います。

 

そして、アメリカは CIAがウクライナに12か所もの拠点を持ち、ウクライナの諜報機関を事実上、米CIAの下部組織にしていたので、やはりテロ事件が近いことを知らなかったはずはないと思います。

自国民に対して3/7に警告を出し、「テロの情報があるため、コンサートホールなどの人ごみに行かないように」と言っていましたが、この期間が"48時間以内"となっていました。

 

そして、3/9にはロシアで最も人気のある歌手と言われているシャーマン氏のコンサートが同じ会場で予定されていました。

スナイパーの1人は3/7に現場のクロッカス市庁舎を下見しており、3/7から「48時間以内」ということは おそらく 当初の予定では 3/9のシャーマン氏のコンサートでのテロ実行を予定していたのでは ということが今強く疑われています。

 

(上の写真はwikipediaから抜粋)

 

しかし、3/9のシャーマン氏のコンサートでは警備が厳重で 警察官が至る所に配置されていたようです。

それで、延期して、会場周辺の警察官の数が少なかった3/22の「ピクニック」というロックバンドのコンサートでテロを実行することにしたのでは という疑いが ネットでは今、強く言われています。このピクニックというバンドは若者だけでなく子供にも人気ということで、家族でコンサートに来ていた方も多く、たくさんの子供たちも犠牲になっています。

 

(上の写真はwikipediaから抜粋)

 

ISISについては オバマ大統領やヒラリー・クリントン氏がISに資金援助して軍事訓練も行っていること、トランプ大統領は「ISはオバマが作った」とをはっきり告白していますが、タリバンの指導者も「ISは外国の諜報機関にコントロールされている」と言っています。

おそらく、米CIAと英MI6、イスラエルのモサドにコントロールされている ということだと思いますが、下のTwitterをご覧ください。

 

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タリバンは、ISIS は外国諜報機関によって支配されていると述べ、米国を示唆しています! カタールのタリバン報道官ソハイル・シャヒーン氏は、アフガニスタンで活動するISISの主要拠点は国外にあり、外国情報機関の管理下にあると述べた。同氏はまた、アメリカ人はISISの関与に関する声明を出し、真の顧客を守ろうとしていると指摘した。 イスラム首長国(アフガニスタン)はクロッカスへの悲劇的な攻撃を強く非難した。占領終了後、我々はアフガニスタンにおけるISISの脅威を排除したが、外国による占領中もアフガニスタン東部と北部にはISISが存在していた。現在、ISISの中心地はアフガニスタン国外にあり、外国諜報機関の管理下にある。真の首謀者を特定するには、モスクワでの攻撃を注意深く研究する必要がある。リンゼー・グラハム上院議員は、このデリケートな段階で捜査の目をそらそうとしている。」

 

イスラエルとISのつながりについても有名です。

シリア政府軍と戦っていたIS戦闘員が イスラエルに不法占拠されているシリアのゴラン高原近くで負傷した時には イスラエルが負傷したテロリストを治療していました。

 

アラブ人へと仮装したユダヤ人のISメンバーも何人もいました。↓

 

 

2017年には シリアにいたISが"間違えて"、彼らの仲間のイスラエル軍を攻撃してしまい、謝っていた ということもありました。それはイスラエルの新聞、THE TIMES OF ISRAELが伝えています。最後にその記事をご紹介します。

 

Ex-defense minister says IS ‘apologized’ to Israel for November clash

 

(和訳開始)

 

元国防大臣、ISは11月の衝突についてイスラエルに「謝罪した」と発言
モシェ・ヤアロン氏の事務所はテロ組織との接触をほのめかした後、詳細な説明を拒否

 

 

モシェ・ヤアロン元国防大臣は土曜日、シリア・ゴラン高原のテロ組織「イスラム国」がイスラエル部隊を攻撃したことについて「謝罪した」と述べた。

「ダーイシュが発砲して謝罪した事件が最近一件あった」とヤアロン氏はテロ組織のアラビア語のニックネームを使いながら語った。

これは、昨年11月にシリア国境付近で起きた衝突で、IDF(イスラエル国防軍)部隊とイスラム国関連組織のメンバーが銃撃戦を行ったことを示唆していると思われる。短い銃撃戦の後、イスラエル軍は空爆と戦車砲撃でテロ組織を攻撃し、テロ組織4人を殺害した。

イスラエルと西側諸国の多くは、ハリド・イブン・アルワリド軍として知られるシリア・ゴラン高原のイスラム国関連組織をテロ集団とみなしている。彼らとの通信はイスラエルの法律では厳密には違法であり、敵の工作員との接触に相当する。

ヤアロン氏は北部アフラ市のイベントで講演していた。彼はステージ上でチャンネル10の特派員イーライ・リーヴァイからインタビューを受けた。

イスラム国の謝罪に関する同氏のコメントは、おおむね非介入主義であるイスラエルの対シリア政策に関する広範な論点の一環としてなされた。

ヤアロン氏は、イスラエルのゴラン高原で火器の流れ弾が当たった報復として、イスラエルがシリアのバシャール・アサド大統領軍を攻撃していると説明していた。

ヤアロンの将校は、攻撃後にイスラム国がイスラエルに対してどのように正確に謝罪を表明したかについて詳しく述べるのを拒否した。 IDFもコメントを拒否した。

シリア当局はイスラエルがイスラム国や他の反政府勢力を直接支援していると非難しているが、エルサレムはこの主張を声高に否定している。

 

(和訳終了)

 

 

上のイスラエルの新聞記事では「イスラエルのゴラン高原」と平気で書いていますが、ゴラン高原はシリア領土であり、国連ですら、ゴラン高原は イスラエルが不法占拠している と言っています。

 

ISやアルカイダ系の反政府テロリストに対して掃討作戦を行っているシリア政府軍の弾がシリア領土のゴラン高原に飛んできて、それがゴラン高原を不法占拠していたイスラエル軍の陣地に当たった というのを理由にして、シリア政府軍やダマスカス空港等の民間施設をたびたび攻撃し、多数のシリアの民間人まで殺していたのがイスラエルであり、今でも「テロに反対」と言いながら、一方ではテロ組織のISをあからさまに支援、ISによるアサド政権転覆を未だに諦めていない事実上のテロ国家がイスラエルなのです。

 

そして、「モスクワでのテロはISがやった」「ウクライナは全く関係ない」とテロ攻撃が始まってから たったの1時間以内に発表した米国は そのISを今も支援してウクライナにもシリアやアフガニスタンからISの戦闘員を連れてきて、ウクライナ軍側の傭兵としてロシア軍と戦わせたりしているという事実を 完全に無視したいようです。