日本の”ホメオパシー”と”クラシカルホメオパシィ”の違い | こじょるのおこじょなえぶりでい

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ClassicalHomeopathy柊舎の個人的なBlogです。
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日本で「ホメオパシー」という言葉を耳にするとき。

 

そのうち90%は日本独自の”ホメオパシー”です。

 

バッチフラワーレメディも”レメディ”という名前ではありますが

 

クラシカルホメオパシィではありません。

 

 

 

クラシカルホメオパシィとは、ドイツ人医師ハーネマンが200年ほど前に体系化させたもので

 

クラシカルホメオパシィの厳しいルールをOrganonに書き記しました。

 

このOrganonの教えこそClassicalhomeopathyのすべてで

 

これを守ると言う約束が「クラシカル」を名乗っている証です。

 

私も、個人セッションをする前には必ず「クラシカルホメオパスとして仕事をします」と

 

クライアントさんひとりひとりに誓約をしています。

 

これが、私のプライドであり、自分へ与えなければならないプレッシャだからです。

 

海外ではクラシカル、とわざわざつけないことが多いのですが

 

日本では(独自のホメオパシーが流行しているため)

 

正式に「クラシカルホメオパシィ」と名乗る必要があります。

 

 

https://www.amazon.co.jp/Organon-Medicine-Samuel-Hahnemann/dp/8170210852

 

AmazonでもOrganonは販売しています。

 

200年程前の著作ですので、インターネットでも読むことが可能です。

 

http://www.homeopathyhome.com/reference/organon/organon.html

 

 

 

クラシカルホメオパシィで使用するレメディは

 

海外では普通に百貨店やコンビニで販売されているものです。

 

疑り深い方は、どうぞ海外へ行ってご自分の目でお確かめください(笑)

 

以前、スイスでの(クラシカル)ホメオパシー事情について記事を書きましたが

 

https://ameblo.jp/sherlock-b221/entry-12279296342.html

 

インドでも、予防医療の観点からとても盛んです。

 

 

日本でクラシカルホメオパスを探すのは、きっと以前に比べると

 

難しくないと思います。

 

 

 

新規のクライアントさんとどのようなやり取りをするのか。

 

https://ameblo.jp/sherlock-b221/entry-12171591855.html

 

以前もかきましたが、こんな感じです。

 

 

 

その人が今までずっと癖のようにしてきた

 

心身の体質改善のための、フルオーダレメディを探すには

 

まず、問診票を記入いただきます。

 

問診票で、その人自身や、ご家族の病歴もお伺いさせて頂きます。

 

次に、個人ビスポーク(セッション)の日。

 

クライアントさんへ正式な契約をさせて頂きます。

 

私はクラシカルホメオパスとして、何千あるレメディの中からたった一つ

 

精査し、もっともその人にふさわしいレメディを世界中でたったひとつ見つけて

 

クラシカルホメオパスとして、Organonを遵守することを約束し

 

その他、クライアントさんとの約束事項を契約します。

 

セッションについての疑問がある人、質問がある人、

 

クラシカルホメオパシィにご興味がある人はここでちょっとおしゃべりしたり。

 

それから、その人自身がどういう人なのか、その人の中の旅が始まります。

 

ご自身を語るのが短い人でも2時間ほど。

 

中には泣いてしまう人、笑いっぱなしの人。

 

話し方一つとっても、レメディのヒントになります。

 

最長6時間くらい話をした人がいらっしゃいましたが

 

3~4時間くらいじっと耳を傾けることも、ざらにあります。

 

色んな方がいらっしゃいますから。

 

 

 

 

 

そして、この内容を記録し、レパートライズ(レメディ探しの作業です)するために

 

専門語に変換します。基本的に専門英語を使います。

 

数十のレメディ候補をたたきだし、次に上から順に

 

勿論、英語の本場のマテリアメディカ(レメディの専門薬効書)を何冊も確かめ

 

どのレメディかを考えていきます。

 

そして、候補が決まれば、またそのクライアントさんのケースを読み返し

 

本当にこのレメディを貫いているかを確認します。

 

何度も、何度も、繰り返します。

 

1日で終わることは絶対にありません。

 

深夜にまで作業が及び、翌日、その翌日。

 

一度おいて、また読み返す気の遠くなりそうな作業になることもあります。

 

それでも、しつこくしつこく(笑)

 

そうして、そのセッション内でその人が話してくれた中から一番近いレメディを決定します。

 

 

これが、クラシカルホメオパスのお仕事です。

 

 

クラシカルホメオパスによってセッションの仕方が変わりますが

 

私がクラシカルホメオパシー京都で叩き込まれた方法をしっかりやると

 

こうなると思います( ^^) _U~~

 

 

 

 

他にも、海外の有名な著作を読んだり、アレンのキーノートの翻訳をしたり

 

クライアントさんの経過報告はそろそろかなとチェックしたり。

 

講座のお話があればお受けさせて頂いたり…etc

 

技術(勉強)と、誠実さと、根性。

 

これが、クラシカルホメオパスに必要なものだと思います。

 

 

 

日本の”ホメオパシー”と”クラシカルホメオパシィ”とは全くの別物です。

 

エネルギー測定器??を体に取り付けてピピっと何か健康法・美容法の延長で

 

行われる日本で”ホメオパシー”と呼ばれるものと

 

原理原則と、精査・観察によってレメディの判別をする”クラシカルホメオパシィ”は

 

まったく別物。

 

 

このBlogを読んでくださった方だけでも、知って頂けたらなと願っています。