188：窪んだ皮膚及び上眼瞼内側脂肪を改善する中年の目の整形(上瞼整形術、目下脂肪再配置)7日目

人は生まれると同時に老化（aging）が始まり、一生をかけて老化が経験します。

身体の全ての部分から老化は進み、その中で目の周り(periorbital area)で現れる代表的な老化現象は以下の通りです。

①皮膚が薄くなる。(skin thickness)
②皮膚の弾力(elasticity)が落ちる。
③皮膚のたるみが発生する。
④皮膚にシワが生じ(①＋②＋③の結果)、酷い場合は深く窪む。
⑤目の周りの脂肪が膨らみ出る。(主に下眼瞼)
⑥涙嚢溝(tear trough)が深くなる。

上眼瞼（上まぶた）と下眼瞼（下まぶた）に現れる全般的な変化は、年老いてみえる印象を与えるため、これを改善するための手術を悩むことになります。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前(22.06.03)

上眼瞼（上まぶた）の皮膚のたるみが酷くなり、日常生活に不便感(読書をする際に不便)が発生し、これらの症状を改善するために来院なさった患者様です。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前(22.06.03)

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前の状態チェック

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前の状態チェック(22.06.03)

皮膚のたるみにより多重のシワが生じています。このような症状が続く場合、結局深く窪んだ形態のシワに悪化することになります。

このような深いシワはまるで二重瞼のような役割をし、稀に年を取り、なかった二重瞼ができたのだと誤認する場合もあります。

しかし、このような形態の深いシワは形態が不規則的で非対称な場合が多くため、結局は手術による改善が必要になる状況が発生します。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前の状態チェック(22.06.03)

上眼瞼（上まぶた）の内側の膨らみ(bulging)が観察されます。これは上眼瞼の脂肪の内、内側部位の脂肪が膨んで生じる症状で、上眼瞼の内側が膨らんでいる場合強い印象に見えるため、これに対する追加の改善が必要になります。(脂肪除去など)

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前の状態チェック(22.06.03)

上眼瞼の老化の中で一番多く、代表的な症状は、外側の覆われ(lateral hooding、瞼の外側が垂れて覆われる)症状です。

上眼瞼整形をためらう代表的な症状です。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置前の状態チェック(22.06.03)

下眼瞼（下まぶた）では膨らみ(fat bulging)と、深くて濃くなった涙嚢溝(tear trough)が観察されます。

このような部分は下眼瞼整形術(Lower blepharoplasty)と目下脂肪再配置(Transconjunctival fat reposition)の内、状況に合う手術方法を選んで改善することになります。

◆下眼瞼整形術を行った中年の目の整形の症例◆

『170：中年男性の目の美容整形、上眼瞼整形術及び下眼瞼整形術8ヶ月目の経過・レビュー』◆当患者様の2ヶ月目の経過・レビュー◆『125：年老いた印象の目つきを改善する中年目整形－上眼瞼・下眼瞼整形術5ヶ月目の経過・レビュー』人は年を重ねながら老化…

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当患者様の場合、目下脂肪再配置を通じて下眼瞼の改善を進めました。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置7日目(抜糸直後)の経過、レビュー

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置7日目(抜糸直後)の経過、レビュー(22.06.10)

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置の後に7日（抜糸直後）が経過したあとの様子です。

手術部位の全般的な痣と腫れは時間の流れとともに徐々に消えていきます。

上眼瞼整形術、目下脂肪再配置7日目(抜糸直後)の経過、レビュー(22.06.10)