タイには今までもう何回行っただろうか。
20回は行ったと思う。
このところは毎年1回のわりだが、この国には旅行者を飽きさせない何かがある。
私などまだ少ない方で、一か月に一回とか中には常駐、そして移住した人なども多い。
バンコクもよいけどパタヤビーチも魅力的だ。
バンコクからはバスで2時間。
手軽に行ける。日帰りだってできる。
ここに最初に行ったのは1981年だった。
バンコクからはまだ人家はまばらで工場、倉庫などが全くない田舎道を走り、海辺のリゾートホテルに宿泊した。
それから35年後の今日はもう大違い。
世界各地からの観光客であふれかえっている。
しかし日本人は何故か少ないというよりいない。
どうしてなのだろうといつも思う。
パタヤへ行くというパックツアーがそもそもないのだ。
昔はあったのに。
パタヤの魅力は海浜リゾートなのに都会だということに尽きると思う。
その結果いろいろなものが集まり、施設ができている。
ホテル、レストラン、土産物店、両替屋、コンビニ、スーパー、そして風俗とバンコクにあるものは何でもある。
それも比較的狭いエリアでいける。
バンコクからパタヤまでの出発地はBTSスクムビット線のエッカマイ駅近くの東バスターミナル。
最近、このエッカマイに日本食専門のレストランセンターのようなものができた。
エッカマイ駅からは渡り廊下でつながっている。
日本の大手外食チェーン店が10店余りだがそこに進出している。
一階にはフードコートとイオン系のスーパーがある。
私が行くのはもちろんこちら。
日本メーカーの食品が多く売られている。
このスクムビット界隈にはタイ駐在の日本人が多い。
スーパーの中で見つけ出したものは、タイの弁当。
タイの通貨バーツは日本円×3。
従って32バーツは大体100円。
19バーツは60円だ。
左の弁当はガッパオ(ひき肉の炒め物)、右は味付きゆで卵に野菜。
ビールはプーケットビールだ。
これもタイ国産ビールだから日本国内の発泡酒より安い。
これだけ見たら物価は四分の一くらいなのか。
安いことは確かである。
ここでいったん腹ごしらえをして、すぐ隣のバンコク東バスターミナルへと向かう。

