もう市内には夕闇が迫っている。
駅前の通りはLEDイルミネーションが点灯しているが、何となく地味な気がする。
でも雪景色に生える様はロマンチック度をましている。
これが吹雪にでもなれば、霞んだ空間からわずかな光だけが、降り積もる雪の間に垣間見えるというまた別の趣を誘う。
残念ながらこの時はそれはなかった。
そうだラーメンでも食べよう。
北海道グルメ(特にB級)は何と言ってもラーメン。
旭川にも有名ラーメン店が沢山ある。
蜂屋、山頭火、青葉、天金など。
前にも述べた1月9日にホテル天人閣に撮影のため訪れた橋本マナミさんは、自身のブログによればそのあと市内の有名ラーメン店蜂屋に行かれたようである。
(橋 本マナミさんのブログより転載)
蜂屋は旭川ラーメンを代表する昔からある店であるが、雪道の中バスに乗ったり、タクシーに乗ったりする時間がないので、駅の近くにあるラーメン店『梅光軒』に行った。
地下一階にあるこの店、思い出した4年前にも行ったことがある。
駅前だし場所が見つけやすい。
塩ラーメンを注文した。
見るからに濃厚で油エキスたっぷりtぴ感じだ。
旭川ラーメンは本来なら醤油味だが、何故か塩の素朴というか飾り気のない味が好きなので、塩味をたのむことが多い。
もちろん味噌味も好きだ。
濃厚なスープと腰が強く歯ごたえのある麺、鶏の脂だろうか少し鼻につく香りはべとっとした舌触りとともにおいしいことは言うまでもない。
壁にはこの店を訪れた有名人のサインが張ってあった。
札幌のラーメン横丁などは特にそうだ。
その量がその店のステータスとなっているようだ。
しかしこのサイン色紙、一つ重大な問題点がある。
それは誰のものかよくわからないという事である。
隅のほうにわかりやすく名前でも書いてくれていればよいのだが。
でも半数以上は地元の放送局関係者出会ったりする場合が多い。
多分撮影などで訪れた時に書いたものだろう。
名前が書いてあったのでわかったが、この左のほうにSKE48の東李苑(アズマリオン)のものがあった。
彼女はAKBグループの中では珍しい北海道出身者の一人で、ピアノがうまく、また明るく、トークもうまいので、若手の有望株の一人である。
でも一般の知名度はほとんどない。
プライベートでこのラーメン店に来たとしても誰も気づかないので、多分地元放送局の撮影か何かで来た時のものだろう。
正直これだけしか読めなかった。
後の色紙は全く誰のものか分からない。
ラーメンが出てくるまでの間、暇なので色紙を見るがもっとわかりやすくする工夫をしてほしい。
今の旭川といえばこの人を忘れてはいけない。
駅前のイオンの中にあった撮影コーナー。
明るい安村さんは今や旭川観光大使。
一発屋で終わらず、次の有力ネタを考えてほしい。
旭川出身の芸能人といえば以前は何と言っても『安全地帯』。
玉置浩二はあの時分は寡黙で真面目だと思っていたが、ちゃらおだとは知らなかった。
何回も繰り返された結婚、離婚騒動などのインタビューでの奔放ぶりは性格が変わったのか二重人格者かと思った。
調べているとかつて薬師丸ひろ子とも結婚していた時期があったと知ってびっくりした。
乃木坂46の橋本奈々未も純粋な道産子、旭川っ子。
美形のルックスは乃木坂46での人気は2、3番目くらい。
頭もよく、性格もよいが、ちょっと大人しいのが玉に傷。
この世界、玉置浩二みたいに歌がうまいだけでなく、キャラが立ち、表現力が豊かでないとなかなか生きていけない。
北海道出身者には他に北島三郎、細川たかし、中島みゆき、松山千春、ドリカムの吉田美和、GRAYのTERUのように声にパンチがあり、歌の上手い大御所歌手が多い。
これで天人峡温泉、旭川は終わった。






