日本でのカキの産地といえば、まずは広島県だが、その他にも知っているだけでも北海道の厚岸、三陸海岸、三重県の的矢などがある。
いずれもリアス式海岸の入り江の奥深く、養殖のしやすい場所である。
広島県は日本のカキの生産の半分以上を占め、他の追随を許さない。
瀬戸内海に浮かぶ多数の島、入り組んだ島の入り江、半島などカキの養殖に最も適している。
東京でも関西でも冬に食べるカキの多くは、広島産であるということができる。
広島のお土産は、その名前も知れているのでカキの関連商品に限る。
今は年末、カキは冬の魚介類であるので、どこのスーパーの売り場にもカキがあふれている。
面白いことに今まで見た経験では、地産物でも高いものはスーパーにはあまりおいてない。
しかし安いものは地消をするので、売り場にあふれている。
ブランド品の高級和牛などどこの産地でも見たことはない。
これは全国のどこでも見る風景だが、品数や種類も多い。
地元でも広島産と銘打ってあるが、これは全国へ出荷するものと同じパッケージだからだろう。
またカキの食べ方の様々な材料も同時に売っている。
これも上げたらきりがない。
外食ではカキ小屋も流行っているそうだ。
2年前にこのブログでも書いたが、宮城県松島でカキの食べ放題の店に行ったときに、多分70個くらいをいっぺんに食べ、焼カキではあるが、その時腹の具合が少しおかしくなり、それ以来カキには何となく不信感を持っている。
今は10個以内だったら大丈夫だが、生でレモンが好きだ。
カキの加工食品もたくさん置いてあった。
これらは広島空港の売店のものだが、お土産として配るには値段的にもちょうど良いと思う。
スーパーではここまでは売っていないが、手ごろなものとしてカキの味付け海苔、カキ醤油などがあった。
この二つは広島ではなくとも全国のスーパーでも置いてある。







