鳥取県の地産品 4 白バラ牛乳と大山ハム | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

米子には1999年に開店したイオンモールがある。


しかしこの場所は米子市内ではなく、隣接の西伯郡日吉津(ひえづ)村にある。


日吉津村は面白いことに周りを米子市に取り囲まれている。


これは昔からそうだった。


当然、大合併により米子市に併合されてもよいはずだが、拒否し続けている。


その理由としては村内に王子製紙の工場があり、多分財政的には問題がないからだろう。


したがってイオンモール米子と検索しても、出てこない。


米子には駅前にイオン米子があり、こちらが出てくる。




 ここは非常に大きく、埼玉県のイオンモール美園(さいたま市)ともよい勝負である。


イオンレークタウン1棟分くらいの広さはある。


人口があまり多くないところに、こんなに大きなものを建てて、大丈夫なのかと心配になる。



米子市内にはそのほか丸合、ホック、ホープタウン、マルイなどの食品スーパーがある。


丸合は老舗で戦後間もない時期に開店した。


そういえばその昔、丸合はまだきちんとした建物ではなく、テント張りで舗装がされておらず、雨水が溜まった
土の地面のところを避けながら、対面販売での品物を買ったものだった。


重さの単位が匁(もんめ)から、急に100グラムですと言われて、どれくらいの重さかよくわからなかったことがあった。


大量消費時代を迎えた今日、米子にもこんな大きな商業施設ができるとは思わなかった。


カニと梨以外の地元業者の作る比較的名前が知れているものとして、白バラ牛乳と大山ハムがある。


 



 
白バラ牛乳は大山乳業の製品で大山周辺の牧場から出たものを集めたものである。


地元でのシェアーは非常に高く、学校給食でも出されている。


よく地方の人が東京や大阪に行くと、あれっ何であの商品がスーパーの棚にないのだろうと感じることがあるが、白バラ牛乳もその一つである。


ここでは正直、明治や雪印メグミルク、森永などの大手製品はかすんでいる。



 
見ていても圧倒的に多くの人が、白バラをかごに入れていく。


でも見ての通り、少し値段が高い。


自分自身も牛乳が好きだが、これはおいしいと思う。


東京では白バラはデパ地下で島根県の木次パスチャライズとともに、高級品の扱いを受けている。



 
そのほかコーヒー牛乳、果物牛乳、ヨーグルト、バターなど牛乳関連商品もある。


ここでは明治ブルガリアヨーグルトもそばに置かれている。


もう一つ、ハムもある。


ハム業界は日本ハム、丸大、プリマ、伊藤などが大手だが、地方名がついたハムとして高崎、信州、鎌倉、阿蘇など多数知られている。


大山ハムも地方ハムの一つである。

 
イオンでは地産品の一つとして扱われている。


 
しかしハムは豚肉から作るが、大山周辺で豚を飼っているとは、あまり聞いたことがない。


このハムも国産豚使用と書いてあり、鳥取産使用とは書いてない。

 



自分はサラミが好きであるが、日本のメーカーの作るサラミは、ヨーロッパのサラミとだいぶ違い、香辛料があまり入れられていない。


また種類も少ない。


大体決まったようなあの国産サラミである。


しかしこの大山ハムのハワイアンサラミは、若干香辛料か或いはハワイのフレーバーが入っており、他の国産物とは違ったテイストがある。


ただ難点はこれも値段が高い。


今は全体的には何でもも大手物より地方産のもののほうが値段は高い。

 

サラミ、ハム、ソーセージは好きなので、こんなに買ってしまった。


これらは国産品なので、輸入禁止にはなっていないので心配しなくてよい。