甲府盆地を離れ高原地帯に入ると、右手には八ヶ岳連山、左手には南アルプスの勇壮な峰である甲斐駒ケ岳が見えるはずだが、残念ながら雲が多くて視界が悪い。
国道20号線を走るのは、30年ぶりくらいになるが、見通しははっきり言って、高速道路からのほうがよい。
そして道の駅を見つけた。
道の駅 『はくしゅう』(白州)だ。
道の駅にはどんな地産品がおいてあるかを確かめるため、いちおうどこでものぞいてみることにしている。
白州という名前は見たことはあるが、どこにあるかは知らなかった。
道の駅の説明看板を読むと、サントリーがここに1973年にウイスキー工場を建てたと書いてあった。
あの値段の高いウイスキー白州もここのものなのだ。
この同時にこの白州の地は、風光明媚で良質の水がわき出てくるともあった。
有名な『南アルプスの天然水』もここで採水されたものだそうだ。
そういえばサントリーは鳥取県の奥大山にも採水場を持っており、『奥大山の天然水』として発売している。
この道の駅には敷地内にスーパー『SELUA』を併設していたので、入ってみることにした。
道の駅とスーパーが一緒にあるのは珍しい。
だいたいどのスーパーも入ってすぐの所には、地産品のコーナーがある。
しかしこの巨峰は産地にしては高すぎるし、おまけに長野県産と書いてある。
巨峰は首都圏のスーパーにはどこにでも置いてあるので、特にここで買う必要はない。
これはニジマス。
串刺しにしてあるところを見れば、塩を振って焼いて食べるのか。
イワナもあった。
しし(猪)とは古代日本語で肉のことを指すそうで、天然の豚であるイノシシは貴重なタンパク源だったに違いない。
この肉パックは軽井沢でも売っていた。
また産地も南信州と書いてある。
山梨県もここまでくれば、長野県との区別があまりつかなくなってしまうようだ。
八ヶ岳は完全に長野県と思っていたが、よく調べてみると、その南山麓のペンションが並び立つ清里リゾートは山梨県だった。
お菓子のお土産も混在している。
ジャムやドレッシング、蜂蜜など売っているものは、軽井沢と変わりはない。
そして見つけたものが、サントリーの白州ウイスキー。
よく見ると値段は4200円。
首都圏のスーパーよりほんの少し安い。
ニッカの竹鶴はこの前飲んでみたが、白州はまだである。
多分値段相応においしいと思う。
山梨県のお土産(これは私自身の好き嫌いが伴う)
1 地ワイン (ワイナリーで試飲をしてから 大手の物を買ってしまったらむな
しい。)
2,3 なし
4 クッキー お菓子 八ヶ岳山麓には牧場が多い。
5 吉田うどん 富士吉田市にはまだいっていないが、うどんを出す店が多
いそうだ。
6 ほうとう 専門店で1度は味わってみたほうがよい。セットも売っている。
7 甲府鳥もつ煮 B級グルメ参加。甲府市が強力推し。そば屋におかれている
8 巨峰ぶどう ここで無理に買わなくても近くのスーパーで山梨産ブランドで売ってる。