新型出生前診断シンポジウムのビデオ上映会&武田康男先生講演会 in福岡市 | いおりくんの色えんぴつ

いおりくんの色えんぴつ

いおりは2012年生まれのダウン症の男の子。福岡市在住。
ダウン症についてたくさんの人に知っていただきたいと
思いブログをつくりました。


テーマ:
私たちが企画したイベントのご案内です。
今年3月20日に北九州市で新型出生前診断についてのシンポジウムを開催し,長谷川知子先生ら5名の講師とともに,いのちの大切さについて考えました。その講演をビデオ上映するとともに,北九州市で長年にわたり障がい児と家族に寄り添いケアを行なっておられる武田康男先生に講演していただきます。ご関心があれば,ぜひご参加ください。また,周りのお知り合いにもご紹介いただければ幸いです。

新型出生前診断シンポジウム「誰もが生まれて生きる社会を目指して」
  ビデオ上映&武田康男先生講演会

■日  時:2016年6月5日(日) 12:30開場,13:00開始,16:00終了予定
■場  所:ふくふくプラザ 5階視聴覚室 (福岡市中央区荒戸3丁目3-39)
■参加費:無料
 北九州市シンポジウムのときにカンパを募りました。そのお金で運営します。
■定  員:75名
会場の都合で追加のイスを持ち込めません。定員を超えた場合,立ち見をお願いすることになりますので,できるだけ事前申込みをお願いします。
daremoga2016@gmail.comまで
 ※お名前,(大人,子ども〇歳),緊急時の連絡先として申込みに使用されるメールアドレス
  以外のお電話番号等をご希望される場合はそれお願いします。
  また,託児をご希望の場合は,お子さまのお名前,性別,年齢,障害がある場合はその種類を教えてください。

■託児 先着順20名まで。
6階保育実習室にて。託児スタッフを手配しています。
2週間前の5月20日(金)までに必ず事前申込みをお願いします。
  ※5/20追記。まだ余裕がありますので受付しています。
託児満員のときは,恐れ入りますが会場で一緒にお聞きください。
■主 催:シンポジウム実行委員会
  後 援:ダウン症等受容支援ネットワーク福岡,ひまわり~希少障がいの親の会~,
     インクルーシブふくおか,障がい支援☆福岡おやじたい,
     認定NPO法人障がい者より良い暮らしネット

チラシ

※アメブロでは大きな画像を貼り付けできないようです。
 私が世話人をしている「ひまわり~希少障がいの親の会~」のホームページにチラシの画像データ(jpg形式)を貼り付けいます。必要な方はご自由にダウンロードしてください。まわりのお知り合いにもご案内いただければ幸いです。(チラシのダウンロードはこちら

■ふくふくプラザの駐車場について
入口に満車ランプがついている場合でも,本当は空きがある場合があります。障害のあるかた専用に確保してあるのです。障害者手帳をお持ちの方は,念のためバーの前まで進んで待機してください。係員さんが上がってこられます。空きがあれば通してくれます。また,周辺のコインパーキング情報がふくふくプラザのホームページに掲載されています。
  http://www.fukufukuplaza.jp/info/access.html

※※以下,長いですがイベントの趣旨説明です ※※
新型出生前診断の概要
 2013年4月に新型出生前診断が臨床研究として日本に導入されてから3年になります。新型出生前診断とは,お母さんの血液を検査することで,お腹の中の赤ちゃんにダウン症,13トリソミー,18トリソミーの3つの染色体異常があるかどうかを調べる検査です。「ダウン症が99%の確率で発見できる」というセンセーショナルな見出しで新聞報道されて以来,一般市民の方々にも広く知られるようになりました。
 実は,妊婦さんの血液からダウン症などの障害の可能性を調べる母体血清マーカーテストは1990年代半ばからありますが,一般市民はその存在をあまり知りませんでした。なぜなら,国が「医師は検査の存在を妊婦に積極的に知らせたり、すすめたりするべきではない」という方針を打ち出していたからです。カウンセリングの体制が不十分なうえに,命の選別につながるのではという重大な生命倫理の問題への配慮がなされました。先日のシンポジウムで講演いただいた長谷川知子先生が,1999年に出生前診断に関する専門委員会で,検査について積極的に知らせるべきではないという方針を強く主張してくださり,ダウン症等の子どもたちの命が守られてきたという経緯があります。
 ところが,「ダウン症が99%の確率で発見できる」という不正確なニュースとともに新型出生前診断が世間の大きな注目を浴びました。検査開始後の1年間で1万人以上の妊婦さんがこの検査を受け,97%の妊婦さんが産まないことを選択しました。2年目も同様の結果が報告されています。そして,検査の信頼度やカウンセリングの体制,命の選別に関わる生命倫理の問題などが指摘されながらも,議論が深まることがないまま,この検査が普及していっている現状にあります。

みんなで考えたいこと
 出生前診断のシンポジウム,研究会とひと口に言っても,そこには様々な切り口があります。私が参加した医療者の研究会では,新しい検査技術の開発やカウンセリング体制の整備についての発表がありました。また,賛成派と反対派を呼んできて議論を戦わすという形のシンポジウムもあるでしょう。
 私たちが取り上げる論点は,極論するならばただ一点,「生まれてよい命と生まれてはいけない命に分けることができるのだろうか。」「正常と異常の線引きができるのだろうか。」という「命の選別」の問題に尽きます。
 この命の問題に踏み込むためには,まず,ここで対象とされているダウン症,13トリソミー,18トリソミーの人たちについて,その人となりや暮らしぶりを知っていることが必要でしょう。
 ところが,現在の状況はどうでしょうか。出生前診断のカウンセリングや障害児医療にあたる医師の先生方は,実際のダウン症等のある人たちがどのように成長し,どのような暮らしを送り,どのような可能性を持っているのか,必ずしも詳しくご存知ではないようです。例えば,「ダウン症を99%の確率で発見する方法を開発した」という興奮にみちた医師の声が,私には「がんを99%の確率で発見する方法を開発した」という文言と同じように聞こえてしまいます。たしかに医療の発達は,多くの人々の命を奪ったペストや天然痘などの病気を克服してきました。でも,ダウン症をはじめとする障害は,ペストの細菌やがん細胞とは本質的に違います。彼らは人間なのです。この当たり前の事実を医療者のみなさん,そして私たち国民が,きちんと受け止めてくださっているのか,いささか心配です。
 命の問題について考えるための土台として,まずは対象となる障害の当事者について,正確に理解することが必要です。この点が現在の新型出生前診断の議論で大きく遅れている視点だと思います。そこで今回,ダウン症や13・18トリソミーのこどもたちの医療と家族の支援に永らく携わってこられ,当事者の心に寄り添い,ともに歩んでおられる医療者の先生方,そして,ダウン症の子どもと毎日いっしょに過ごしている家族の代表をお招きし,ダウン症等の子どもたちとの関わりを通して,感じておられること,彼らの暮らしや人となりについて,ありのままを語っていただきました。前半のビデオ上映では,そのダイジェスト版を放映します。
 後半の講演会では,シンポジウム実行委員会の中心メンバーである武田康男先生(元北九州市総合医療センター,歯科医)が長年障がい児のケアと家族支援に携わってきた体験をもとに,いのちについて,家族・愛する人の絆について,講演いたします。

※武田康男氏の講演「いのちを考え,いのちと生きること」の紹介を次のページに追加いたしました。(こちらをクリック

いおりパパさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス