"元日災害"という特殊性。

日本人の"三大休暇"とでも言いましょうか。

『年末年始休暇』
『大型連休休暇』
『お盆休暇』
ですよ(;^_^A

そのうちのひとつ。

よりにもよっての元日です。

エッセンシャルワーカー、飲食店、スーパー、コンビニなどの一部サービス業、医療従事者等々(とうとう)を除けば、日本人のほとんどが休暇であったであろう期間です。

これが何を意味するか…

つまり…

普段いない場所に多くの人が集まっていた、ということになるわけです。

逆に、普段は必ずそこにいるのに、元日だからこそ、他所に帰省、旅行に行っていた人も多かったと思うわけです。

ましてやコロナ禍が明け、4年ぶりに帰省した。幼子なら、生まれて初めて帰省した、というパターンだって多かったはず。

そんな中で被災し、死亡したケースだってあったはずなんです(~_~;)

1995年の『阪神淡路大震災』では、携帯電話の普及率も途上だったことから、固定電話より携帯電話の方がつながりやすかったという話があり…

2011年の『東日本大震災』では、携帯電話がつながりにくくなったのをご記憶の方も多いでしょう。

ただ、この当時はSNS普及がまだ途上だった時代。

かわって現代の『能登地震』。

元日という特殊性もあって、本当に多くの人が休暇中に様々な場所で被災し、その瞬間を撮影し、SNSに投稿された画像、映像が多数確認できましたから。

ただ、残念なことに、こういう被災地の動画コメントでさえも、時としてマウントの取り合いになっていて…

「なんでみんなぼーっと立っているだけなの?」
「いきなり揺れたらそうなりませんか?あたなはそんなに冷静な行動がとれる人なんですね」
「フツーは頭押さえたりとかするだろ」

まあ、こういうのもごくごく一部にすぎません。

フェイクニュースも数多く流布される現代社会。

だけど政府が『フェイクニュースに惑わされないで』と呼び掛けても『そもそも自民党政権が噓つきそのものだろ』というコメントであふれるくらいですから(・_・;)

NHK報道で、山内泉、中山果奈、両アナウンサーの絶叫も話題になりましたが…

その絶叫ぶりにチャンネルを変えたという人も多かったとか…

ただ、その動画コメントも…

「これが絶叫って言われるの?きちんと危険だと呼び掛けていると思うけど」
「あなたが思う以上に、世の中には変な人って多いんですよ」

「たまたまあそこにいなくて被害は免れました」というコメントはさすがに報道されないものの…
「たまたま帰省していただけで、あんなことになるなんて…」というコメントは、報道映像含めて多数目にしましたから( ノД`)

4日。仕事始めとなり、最初の会話で、地震やら、羽田空港火災のことを話題にした方も多かったでしょうと。

それだけ、本当に不穏な2024年お正月ということを、改めて思い知らされました(-_-;)