『石の降る丘』
監督:高橋洋平
CAST:古川雄大、佐々木喜英、中島愛里、加藤 諒、山上賢治、山梨ハナ、田鍋謙一郎、田久保宗稔
@シネ・リーブル池袋(上映中 2011/1/8~終演未定)
@シネ・リーブル梅田(上映中 2011/1/15~)
久しぶりに映画を観た。
公式なあらすじは末尾にオフィシャルサイトから無断転載w ( ゚∀゚;)タラー
普段、(舞台は観るが)映画はさほどでもない自分が単館上映にまで足を運ぶとうのは、愛すべき大好物劇団、いれずみベービーから田久保さんが出演!、そしていつもいれずみの公演DVDも撮ってくれている高橋洋平監督の映画だったからだけではない。
通常、ライヴでは素晴らしかったはずの舞台でも、DVDになるとウソのようにつまらない作品になってしまうことが多いのですが、高橋監督の編集するいれずみベービーの作品は、その魂が込められた編集により、何度観てもライヴの現場にいるような熱量、空気、疾走感、匂いみたいなものをビンビン感じる稀有な作品であり、いれずみのDVDを通して、監督の才能、センスを十二分に信頼していたからだ。
残念ながら、東京公演の初日、二日目にあった舞台挨拶の前売りは即時SOLD OUTな感じでした( ;∀;)
主演のイケメン2人、古川クン、佐々木クン効果だろうか?w とは、穿ったみかただろうかw
っちゅうわけで、ちょっと遅れたのですが、1/11にやっと観てきた。
クリエイターの方に対して、「だれそれみたいですね!」っていうのはかなり失礼だと理解しているのですが、簡単に分かりやすく伝えるなら、敢えて誤解を恐れずにいえば、TRICKなどで有名な堤幸彦さんの作品が好きな方は、きっと楽しんでいただけるのではないかと思いました。
これはあくまでテイストの問題ですけどねw
シリアスな振りwと、おバカなオチww と、言ってしまっては失礼だろうか?w
お話も面白いですが、数々の音楽PVや作品を手がけてこられた映像クリエイターゆえ、映像の面白さというのも特筆すべきです。
視覚効果、疾走感あふれるカメラワーク、そしてストーリーを支える巧みなカット割りや構図、音効や音楽のどれもが見事にマッチしていた。
さて、俳優。とにかくダブル主演な感じのイケメン2人がカッコイイ!
カッコイイのに。。。(ネタバレ自粛w)
そして、脇を固めるキャスト陣が例外なくいい味を出している!登場人物が最小限であるため、便宜上、脇とは書いたが所謂脇役という役はない。すべての俳優が、その役の世界、役割を演じていて飽きない。
観たあとでポスターを見返し、そのコピー「掘って埋まって掘られる!?」をあらためて観ると、爆笑してしまうので要注意だw
もちろん、作品中でも笑いのセンスはとてもよい。
イケメン好きも、ぷぷぷ(*≧艸≦)な笑い好きな方、シ○ネタ好きなかたwww、老若男女、カップルのデートから、家族でも楽しめる作品です。
以下、作品紹介(オフィシャルサイトより無断転載)
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かつて雨の降らない村だった安吾村は、高名な雨乞い師によって干ばつから救われた。しかし、ある事件をきっかけに、雨乞い師は村人に殺されてしまう。その日から村には雨が降り続き、村の全てを流し去ってしまった。
雨乞い師の祟りだと思った村人は、雨乞い師が大切にしていた像をご神体として祠を建てて祀った。
その後雨は止んだが、以来雨が降ると必ず石が降ってくるようになり、それを恐れた多くの人々は村から離れ、いつしか安吾村は限界集落と呼ばれるようになった。
津村外史(古川雄大)が東京から故郷の安吾村に戻ると村ではある異変が起こり始めていた。いち早くその異変に気づいた外史の幼馴染み・石川修治(佐々木喜 英)と、その妹・初代(中島愛里)が祠に駆けつけると、村人達によって大切に守られてきた祠は何者かによって荒らされ、ご神体が消え去っていた!
降り止まない雨。落ちてくる石。更に迫り来る致命的な事態!
これは男色であった雨乞い師の祟りだという老婆。神の怒りを鎮めるため童貞の男を生け贄として丘に埋めようとするが...。
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