ハイチで地震が発生してから、CNNではずっとこのニュースが流れ続けています。
そして報道の基軸は「今どれだけ、どのような支援が必要か」というもので、リアルタイムで各国の支援状況をレポートしています。
アメリカ、フランス、スペイン、中国がいち早く救助隊を現地に送っています。
それに対して、以前は地震が起きるといち早く被災地に救助隊と救助犬を送り込んでいた日本政府が、物資と金銭支援を表明しただけで、ほとんど動いていません(今日15日になって、やっと20人の医療チームを送ると発表)。
もうすぐ通常国会でそれどころじゃないから?
ハイチは遠いし関係があまりない国だから?
↑中国の救助隊は発生翌日には現地に到着していましたが。
別に自民党の肩を持つわけじゃないけれど、民主党、国際感覚なさすぎ。
内閣にサッと人道的見解から動ける人はいないんでしょうか・・・。
もうひとつ、ショックだったのが今朝(1/15)の読売新聞朝刊のハイチ関連記事。
一応一面で扱われてはいるものの、小沢さん陸山会のマネースキャンダル記事に比べて何分の1の小さくてあっさりした記事。何万人の人が亡くなった災害なのにまるで他人事。
中面の記事を見てさらにショック。
被災地の人々の声や、今どんな支援を皆でしていこう、という人道的観点からの記事とはま逆の内容。
「建設業者と政府の汚職がひどくて、ロクな建物が建っちゃいないから崩れて被害多くて当然」という内容の大見出しと、建物の耐震強度についてのテクニカルな解説。
さらに「アメリカが迅速に空母まで出して救助に動いたのは、ハイチの情勢が悪くなって難民が大量に来られると困るからです」というご丁寧な注釈付き。
普段つましく生きてきた市井の貧しい人々にはそんな事関係ないと思う。
少しでも多く、迅速に助け合いが必要なのに。
被災した人たちがこの事を聞いたら、と思うととても悲しく、いたたまれない気持ちになった。
P.S.
インド洋での給油活動が今日1/15を以って、ひっそりと終了します。
これも小さなベタ記事程度の扱い・・・。
しかも鳩山さんは会見で「自衛隊の方は一生懸命やって下さったけど、意味はなかった」てなことを仰り。
炎天下汗水たらして国際貢献して下さった自衛隊員の方々の思い如何程也。
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