これまで沢山の先祖達の命が
亡くなっていって、
目に見えない命のリレーが
私達に引き継がれています。

複雑に絡み合っていた運命の流れは、今、
私達が 生きるために繋がっているのです。
 
Out with the old, in with the new.Part 2 〜新たな世代へ命のバトンが繋がれるとき〜

 

先日の講演会の事です。

ある女性の方が手を挙げて、

20年前に赤ちゃんが

死産した時の事を

涙ながらに伝えて下さいました。

 

「予定日の3日前に、突然

お腹の中の心音が聴こえなくなって、
赤ちゃんが亡くなっていて、

死産したんです。

私に何も言わないで、亡くなってしまうなんて、

水臭いじゃない。」

 

自分の身体の中に宿り始めた命が

亡くなっていくというのは、

きっと自分の一部が死んでいくようで、

 

悲しくて、辛くて、

彼女はそんな苦しい思いを

誰にも言えなくて、

ずっと長い間 心の奥に

しまい込んでいたのだろうと思います。

 

医学が発達したと言われる現代でさえ、

死産や流産、そして

堕胎などで亡くなってしまう「いのち」があります。

 

「産まれてこなかった赤ちゃん達は、

生きていればどうなっていただろう」

そう思うと複雑な気持ちになります。

 

きっと世の中には

目に見えない複雑に絡み合った理由というのがあって、

運命というのは そういった沢山の理由から

紡ぎ出されるのかも知れません。

 

人間はその目に見えない運命が理解出来なくて、

時に受け止められなくて涙するのでしょう。

 

その女性が 死産された子どもの事を話し始めた時、

会場にいた多くの女性の方達が涙を流されました。

 

きっと同じような思いをしていて

苦しい思いを誰にも言えなかった方々が

多くいらっしゃったのだと思います。

 

彼女達の流す涙を見て、

亡くなってしまった子ども達や

彼女達の運命を思わずにはいられませんでした。

 

そして、僕の中に

「伝えなければいけない」と思えた事が浮かんできたのです。

 

(続く)

 

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