ご無沙汰しております。
日が暮れるのがとても早くなり、日一日と晩秋へ近づいていますね。
というか、もう11月!
あと二か月で新しい年神様がやってくるなんて信じられない。
先月は一度もブログを書かないままで、いったい何をやっていたんだ10月の私。
私のぐうたらぶりはいつものことなのでここまでにして、今回はおでんのことについて語ります。
朝晩寒くなってきたので、とうとうおでんが晩御飯メニューへ登場しました。
しかし、久しぶりすぎて定番の具を忘れてしまい、その穴を埋めるために野菜を増したらとんでもないことに・・・。
なぜだ。
鍋みっちり具が詰まっていて、二人しかいない我が家では三日食べ続けるのは確実です。
このごぼうの灰汁の跡をごまかすために大写しに撮ったのでわかりづらいですが、このホーロー鍋、我が家で圧力鍋の次くらいに大きなものです。
和平か富士かパール金属かなと思うけど、もう廃盤になっている模様。
何年か前までイオンで見かけた気がしたのだけど…。
ガラス蓋の方が使いやすいと思います。
似たような感じものを挙げますね。
ちなみに、出汁の準備をしてから買い出しに行き、手羽元を購入したものの、帰宅するまでこんにゃくもなかったことに気づき、床に座り込みました…。
なんだろう。
こんにゃくのないおでんって、噛み応えの点で物足りないと思いませんか…。
時間と体力切れで、こんにゃくなしで試合続行。
大根とニンジンを多めに入れたら上記のようになりました・・・。
ところで、欠番のこんにゃくに代わり、届いたばかりの銀杏を入れてトクベツ感出すか!!と思ったら今度は銀杏を割る機材が見た当たらない…。
私の長年の相棒はこの子。
心当たりのある引き出し二つを漁りながら、え、引っ越しの時に間違って捨てた?と焦ったのですが、よくよく考えたら引っ越しは2019年。
今年の春先まで銀杏が冷蔵庫の野菜室に存在していたことを鑑みて、
ヤツはうちにある。
半年お茶を引いてすねた銀杏割がちょっとオレを 困らせているだけだ…。
と、謎の人格を発動させながら探していたらキッチングッズ引き出しの奥の方から出てきました。
呼んだ?って感じで…。
ああ、使わない衝動買いキッチン便利グッズ、断捨離するべきですね…。
とにかく、これを使ってちょっとひびを入れて紙に包み、電子レンジで30秒くらい加熱すると実の弾ける音がするのでそこで即終了。
殻と皮を取り外してつまようじに刺します。
そうすると、なんだかちょっとおしゃれ風になります…私的には。
手順としては、
① あご(トビウオ)、昆布、干しシイタケを水に浸けて出汁の準備をしておく。
② 卵、芋、こんにゃく、輪切り大根に隠し包丁をいれたものを
それぞれ別個にゆでておく。
③ 手羽元をさっと熱湯にくぐらせておく。
④ 茹でた大根、生のニンジン、ゴボウあたりを鍋底に敷き詰め、
こんにゃく、手羽元、ゆで卵を適当に埋めていく。
⑤ ①の出汁と酒とみりんを適宜投入、具がかぶるくらいまで水を足し、鍋を火にかける。
⑥ 沸騰したらアゴと昆布を取り除き、灰汁を除去。
⑦ めんつゆなどで味を調整、練り物など投入。
⑧ ひたすら弱火で煮込む。
良い感じに味が染みたら出来上がり。
・・・でしょうか。
この手順と材料は、実家のレシピから遠く離れ、完全にオリジナル…。
母に報告したら「シイタケを入れるなんて、もうそれはおでんじゃない。煮物だ」と言われましたが、好きなんだもの、干しシイタケの出汁。
豚汁を作るときにも、干しシイタケと昆布を小さく砕いてそのまま頂きます…。
子供のころはあまり好きではなかったのだけど、ここ数年で急に出汁の素材としてなくてはならないものとなりました。
あと、ゴボウとニンジンを生で参加させるとうまい具合にエキスが出ているような気がする…。
芋については、福岡生まれの私としてはずっと里芋派でしたが、昨年くらいにジャガイモを試してみたら思ったほど煮崩れせず、しっかり味がしみこむ点が好評で、以来、交互に炊いています。
あと、練り物はグリーンコープのおでん用冷凍セットを使用。
子供のころからの慣れた味で、楽だからついつい頼ってしまいます。
そして三日目くらいになると、たいてい変化を求めて葉物野菜を追加します。
さらに言うなら、手を変え品を変え、出汁を最後の一滴まで飲みきるまでがおでんです・・・。
最後はぶつ切り鶏肉と何らかの野菜と味噌を入れ、具だくさんの鶏汁にしたりも。
とにかく、基本から遠く離れて何でもかんでも放り込む闇鍋へと変化した、私のおでんです・・・。
皆様のおうちは、どうですか?