「対話」がよかった~卒業生からのコトバから~ | しゃんてぃ便り ~自分らしくいこう!      

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苦手があっても、得意をいかして工夫すればいい。「同じように」でなくても、「自分のやり方」を見つけたらいい。「できない」「わからない」と劣等感を育てるのでなく、自分らしく生きる道を拓いていける力を育みたい。しゃんてぃと一緒に、進んでいきましょう!


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新学期が始まる中、中学に進学した卒業生A君の保護者からメールに、初心に返る思いでいます。
 
「藁にもすがる思いで入会…教室に通っていなければ、息子のここまでの成長はなかったと思います」
 
教室の学習を通して、集中できるようになっていったこと
自分と向き合い、思いを表現できるようになったこと
周囲や社会の動きに関心を広げていったこと
 
A君の成長ぶりと、感謝の気持ちを綴って下さっていました。
 
「もっと通いたかった」と言う君が言ってくれたのが、
「対話がよかった」ということです。
 
「対話」と銘打ってはいませんが、
私が日ごろから授業で心がけているのは、こんなことです。 
 
・子どもの言い分を聞く。
・もやもやは吐き出してもらい、荒れもわがままも受け止める。
・注意するでも受け流すのでもなく、対等な立場で、「よくないと思う」「それはいいね」と「私の」意見を伝える。
・苦手なところは明確に指摘し、「でも、苦手は悪いことじゃないよ、工夫してのりこえよう」と繰り返し伝え続ける。
・いいところは大げさにではなく、心の底から繰り返しほめる。
 
「できない」「わからない」ことから、
「わたし(ぼく)はだめだ」と自分を責めている子は、少なくありません。
でも、「特性=モンダイ」ではありませんよね。
生まれ持った特性をモンダイとして否定するのではしんどいし、伸びていけません。
だから、「あなたが悪いんじゃない」「苦手は悪いことではない」というメッセージを、繰り返し伝えています。
前を向けるように。
 
だからといって、「個性」として済ますことはできません。
本人は、特性による苦手から「困りごと」を抱えているからです。
「のりこえる工夫を一緒に考えよう」ということを、
学習課題への取り組みを通して、伝え続けています。
できない学習課題ができるようになることより、
できるようになる経験を通して、
「この先の人生でも工夫すればなんとかなる」ということを伝えたいと思っています。
 
そして、「ありのまま」では、社会や周囲とのギャップが生きにくさにつながってしまうこともあるので、「対話」を通して、「私はこう感じるよ」「こう思うよ」ということを伝えています。
「正解」としてではなく、「私の」見方として。
他者の見方や感じ方に気持ちを向けられるようになり、心の成長とともに、周囲と調和がはかれるようになってほしいので。 
 
「困った状況で悩んでいる子供達が、Aのように少しでも楽しく充実した生活が過ごせるようになることを願ってやみません」。
 
もっともっと多くの、困っている子たちの力になっていけるよう、
誰もにとって生きやすい社会になるよう、
子どもたちとともに、私もチャレンジを続けたいと思います。
 
A君の成長ぶりに、励まされる思いでいます。
ありがとう。
 
 
発達について気になることや、お困りごとの相談をお受けしています。

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