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「海馬」

今日は脳の「海馬」についてお話させて頂こうと思います。

 

私たちの学習した新しい記憶はこの「海馬」という部分にまず整理され

その後「大脳皮質」に移り、短期記憶から長期記憶として残ります。

自転車にる・泳げるようになる!といった身体で覚える記憶でなく

漢字や人の名前etc頭で覚えることに使われます。

 

でもこの海馬はとっても繊細で、恐怖やストレス・酸素不足等で

働きが弱くなると…昔のことは覚えているのに~なかなか新しいことを

覚えられない、すぐに忘れてしまう…

といった状況に陥いってしまいます

 

ならばその海馬を鍛える=活性化させる=神経細胞を増やす!

ことを日々取り入れていきたいですよね。

 

まずは”ストレスを貯めないこと”。といっても難しいと思いますが

ストレス発散できるものを自分で見つけたり、一日の終わりにゆったりヨガをしたり

「ストレスを感じない」のではなく「貯めない・振り回されない」為の工夫を

日常に散りばめて頂けたらと思います。

 

そして、ヨガは万能です!!とヨガ屋の私は言いたいところなのですが…

ある研修で示されたデータでは

・ウォーキングの様な有酸素運動を1日40分週3回

・ストレッチのみ

で実験を行ったところ…

1年後ウォーキングをしたグループは海馬の容積が2%程度増加し

ストレッチのみのグループは1.4%程海馬が縮小したとのことなのです。

 

ヨガでもストレッチ的な要素のクラスだけでなく、太陽礼拝など呼吸と連動しながら

身体を動かす有酸素運動的な要素が組み込まれているクラスもご受講頂けたらと思います。

ですが、それだけだとちょっと足りないかと思うので…

日々の生活で歩く時間を積極的に作ってみてください。

 

そして、その記憶は寝ているうちに短期記憶から長期記憶へと定着します。

良質な睡眠もこれまた大事なんですね。

 

脳にはいろんな部位があり、それぞれしっかりと役割を果たし

また影響し合っています。

その特性をちょっとでも理解して、自分の「脳」に対する理解を増やし

愛着を深めて頂けたら嬉しいな~と思います。

脳の「前頭前野」

今回は脳の前頭前野についてお話してみたいと思います。

脳は「大脳」「小脳」「脳幹」の3つに大きく分かれていて、

全体の約80%を占めているのが大脳。

その大脳には4つの領域があるのですが、

大脳の一番前にある「前頭葉」の大部分を占めるのが「前頭前野」です。

人間と動物の脳を比べた時、一番の違いはこの前頭前野だと言われています。

飼われている方の多い猫ちゃんは、前頭前野が大脳に占める割合3.5%

一番進化している哺乳動物のチンパンジーで17%

人間が30%と言われています。

 

この前頭前野が「考える」「記憶する」「集中」「感情をコントロールする」

「アイディアを生み出す」「判断する」

といった自分が自分らしくある為にとってもとっても大切な脳の領域となります。

逆にここが衰えてしまうと、認知機能が低下したり、感情的になったり、

やる気がなくなったりしてしまいます。

 

では、この大切な前頭前野をどうやったら鍛え活性化できるのでしょうか!

方法はたくさんありますが3つ挙げてみますね!

 

➀ルーティンワークではない取り組みをしてみる。

例えばお料理でも、いつものメニューではなく新しいお料理に挑戦してみるとか。

いつぞやの研修で面白いと思ったのが…じゃがいもの皮を剝く時

ピューラーを使った場合と包丁とでこの前頭前野への血流量を調べたという結果!

お察しの通り、包丁を使った方が前頭前野が活発に活動していることが分かりました。

(ピューラー便利ですけどね(笑))

 

なので、レッスンの際もいつもの流れの中にちょっとづつ違いを入れてみたり

すぐにパッと切り替えて次の動作に移行するような要素を取り入れています!

 

帰り道をちょっと変えてみたり、いつもとは違うお店で買い物してみたり

皆様も日常のパターン化されたもの、時折変えてみてくださいね。

 

②人と対面で相手の表情や雰囲気を読み取りながら会話する&笑う

同じ会話でも電話と対面では全然脳への刺激が違うそうです。

そして自ら口角を上げて笑うのが一番良いですが、笑っている人を見たりするだけでも

一定の効果はあるそうです。

そして過去の楽しかったことを思い出して、ひとりニヤッとしてみるのも!

ちなみに私の師匠、綿本先生は最近「笑い呼吸法」の講座を開催しています。

私もまだ受けてないのでどんなものか、大体は想像つくものの、よくわかりませんがw

「笑は百薬の長」ですね。

 

③瞑想する

じ~っとしている座法瞑想でなくても、ちょっと目を閉じて呼吸に意識を

向けたり、どこか身体の部位をゆっくり伸ばし感じたり…

八支則の後半部分を何らかの形で取り入れて頂くことが前頭前野の活性化に

繋がると近年の脳科学であきらかになっています。

 

もちろん、睡眠・栄養・血流を促す為の適度な運動も大切です!

 

前頭前野は脳の部位の中でも発達がゆっくり進み20歳くらいまで成長し続けますが

残念なことに、加齢により萎縮が始まるのが一番早い部位でもあります(涙)

早い人は40歳代から前頭前野の萎縮が始まり、それと共に老化が進みます。

 

でもそんな脳の特性を知り、前頭前野が活性化することをたくさん日常に

ちりばめることができたら、歳をとるのも怖くないですよね!

 

読み終えた後…手を叩いて意味なく笑ってみてください♪

そんなことしている自分に笑えてきますよね!それでも効果はバッチリです。

 

皆様の前頭前野がいつまでも活き活きされますように。

 

「脳の可塑性」

今回のコラムは少々「脳」のお話を取り入れつつ

多くの方が揃えて下さっているストレッチポールについて

諸々補足含めお伝えさせて頂ければと思います。

 

このストレッチポールは姿勢改善や筋膜リリース、体幹エクササイズとして

使用することができますが。

一番の良さは1分乗るだけで姿勢が整うことです。

ストレッチポールでなくても丸めたマットでもほぼほぼ代用できますので良かったら皆様

ビフォアー・アフターをチェックしてみてください!

(マットを丸めた場合は頭が落ちないようにクッションなどで高さを調整してくださいね。)

 

➀ただ床に仰向けになる→背面全体と床との接地面を感じる

②ポールの上に(丸めたマットの上に)お尻と肩甲骨と頭を載せ、リラックスして1分

③再び床に降りて背面と床との接地面を感じる

 

たった1分でも、きっと、背面が床にピターっと沈む様な、

接地面が広がるような感覚を味わえるかと思います。

 

背面の緊張や歪みが軽減されたからです。

 

もう少し細かくお伝えすると

 

➀肩甲骨が内側により下方向へ促される

 

②肺を包んでいる胸郭(肋骨)が広がる

 

③頭の位置を後方に移動させてくれる

 

④仙骨がポールに押され、骨盤が後傾することで

お尻周り・仙腸関節が緩む

 

⑤骨盤の後傾により腰のアーチを軽減してくれる

 

⑥詰まりやすい骨盤と足の付け根の部分が緩む

 

ざっくりとこんなことが起こるのです!

 

リラックスして緩んだ筋膜には一定期間の「可塑性」があります。

((可塑性:外力を加えて変形させ、その力を取り去ってももとに戻らない性質))

また、脳のシナプスにも「可塑性」があり

よく使われている部分は強化され、使わない(意識しない)部分は淘汰されていく

性質があります。

1日1分でも本来あるべき姿勢に戻る時間を作って頂くことで

「こんな姿勢が理想的なんだよ~」と脳と身体に記憶させてあげることが

できるのです。

 

しかし、この効果は一時的なものでしかありません。

筋膜の可塑性は特にわりと短い一定期間なので

即効性はあるのですが、持続性が無いのが残念なところなのです。

 

なので、正しい姿勢に戻しつつ、それをKeepする筋力や柔軟性を

同時に培うことが大事なんですよね。

 

また、その他の効果として…

動脈硬化改善には適度な有酸素運動やヨガも良いと言われてきましたが

日本体育大学の研究では、動脈のスティフネス(硬化)を低下させ

血管内皮機能を向上させることが明らかになっています。

また、筋肉痛の回復を促進させる効果も!

 

と…むか~し受けた介護予防運動の研修資料を見ていたらそんなことも

書いてありました。

 

と、何だが販売促進の回し者みたいになってますが(笑)

全く関係ありませんので!

 

ここで注意点を3つ程挙げておきます。

 

➀降りる時は必ずお尻から!次に頭をゆっくり降ろして下さい。

リラックスして緩んだ状態なので、首筋に負担をかけない為にも

ご注意ください。

 

②乗っている間、よそ見をしない、瞬発的な動きをしない。➀と同じ

理由ですが、レッスン中モニターを確認する際もゆっくり顔を横に傾ける

などご配慮ください。

 

③乗る時間は大体ですが15分~20分を目安に。

色々身体を動かしているとあっという間に時間が経ってしまいますが

協会がいろいろな実験結果の上定めた目安ですので

特に腰に不安のある方は乗り過ぎにご注意ください。

 

録画配信であります

◆仰向けストレッチで、丸めたマットでなくストレッチポールを使用したり

◆うつ伏せストレッチではモモの下にポールを横にして行って

頂くと筋膜リリース効果も加わりめちゃくちゃ効きます!

 

さっ。ストレッチポールに限らず「脳の可塑性」を最大活用して

身体に良きことをできるだけ反復するように心がけていきましょう♪

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