私が占い師を本気で志した理由 | シャムロック顕至のブログ「夢を引き寄せるコンシェルジュ」

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占いは「流れ」を示しますが、本当に幸せになるためには、あなた自身の信念の力が必要です。信念の力とは、いわば「自分を信じる力」です。いついかなる状況に陥っても「自分を信じる力」を強く持っていれば、夢を引き寄せ、明るい未来を開いていくことができるのです。

占いには大きく分けて、

命術(めいじゅつ)

卜術(ぼくじゅつ)

相術(そうじゅつ)

の3つの種類がある。


命術は、西洋占星術や四柱推命のように
生年月日で占うもので、

人の運命や性格、運気の流れなどを観る


卜術は、タロットや易のように
偶然に現れた結果から

事柄や事態のなりゆきを観る


そして、相術は、人相、手相、姓名判断のように
何かの姿形から

その人の状態を観る

…というものである。

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プロの占い師として、
鑑定の精度を上げていくためには、

命術・卜術・相術の3つの種類の占いを
組み合わせて観ていくのがいい…と、

かつて読んだプロの占い師の本に書かれていた。

それを読んだのがいつだったのか定かでないが、

私の場合、既に学生時代から
組み合わせることを考えていたので、

「力強く背中を押していただいた」と感じたものである。

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私は今から40年前の二十歳の時に、
2浪してようやく入れた大学で、

タロットカードに出会い、
占いに目覚めた。

そして、大学で法律の勉強をしながら
占いの勉強にハマっていった。


法律を勉強すればするほど、
人間が決めたルール=法律  では解決できない問題がある…

「法律で決められている」と言われても、
納得できないことが世の中ごまんとある…と、
気づいたのである。

そして、
目には見えない運気の流れを観る占いなら、
何かしら解決に向けたヒントを与えてくれるのではないか…

という結論に至った。

世間一般の人の考え方とは、
何故か違っていたのである。

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私は大学時代に法律相談部の部長を務め、
一般市民を対象にした「無料法律相談」をやっていたが、

40年近く経った今でも忘れられない相談がある。

それは、当時18歳だった女性からの相談

親同士が決めた相手と17歳の時に結婚したが、
もう顔を見るのも嫌になってしまったので別れたい…と。

ところが、法律上では、
「婚姻を継続し難い理由」がないかぎり、
簡単には別れられない…

顔を見るのも嫌になったということ…
ただそれだけでは、
とても「婚姻を継続し難い理由」とは認められない…

そもそもそこに、
人間が決めたルールの暗黙の意図がある。

子孫を一人でも多く残させようとする「国家的な意図」
というものが優先されて、個人の自由が制限される。

特に暴力をふるう訳でもない相手と別れるには
「相手の同意」が必要だとして、
敢えて一人で勝手にできないようにしているのである。

この18歳の女性の場合、
親同士が決めた相手でもあり、
相手は結婚生活を続けることを希望しているという…

そんな中で、どうしても別れたい…と言うのなら、
自分の方から「婚姻を継続し難い理由」を作る…しかない。

その当時、顧問の教授とも話し合った結果、
私は「別居」を勧めたのである。

自分から家を出ていくしかない…と。

別居をして、事実上婚姻関係が破綻すれば、
それが「婚姻を継続し難い理由」となる…

それには恐らく彼女の両親も反対するだろう…
もし彼女がそんなことを強行すれば、
両親までも敵に回してしまうかもしれない…

でも、法律上の解決としては、
離婚したいならそうするしかない…


人生経験の殆ど無い学生の分際で、
人様の人生を左右するような大きな問題に、

安易に答えてしまっているような気になったのは、
ずっと後になってからで、

この時はただ法律の解釈だけに気を取られていた…


その回答を聞いて、

その女性は、
複雑な表情を浮かべていた…

それが今でも忘れられない…

それができるくらいなら
こんなところには相談には来ない…とでも言いたげな…
虚ろな目をしていた…


もしもあの時、占いで観ていたら、
どんな結果が出ていただろう?

きっと違った展開になっていたはず…

そう思えてならないのである。

私が占い師を本気で志した理由は、
まさにここにある。

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2浪して
神大法学部に入学し、

そこでタロットと出会い、
占いを勉強する傍ら法律相談部部長を務め、

一般市民の相談を受けているうちに、
法律そのものに疑問を持つようになっていった…


世の中、何か変だ!


訳の分からないまま2浪して、
人生には目には見えない「壁」がある…と痛感。

もしその「壁」を事前に察知できていたら…

屈辱的な「行き詰まり感」を
感じなくて済んだかもしれない…

そもそものんびりした田舎に生まれ、
のほほんと何の苦労も無く育ったこと自体、
何だか不思議な気がする…

自分の人生には何かあるのではないか…


とりとめもなく、そんなことを考えていた時に、
私はタロットカードに出会った。

そして、タロットを通じて
「占いの世界」を初めて知った。

祖母や両親が見ていた「暦」のことは知っていたが、
あれが占いの類いに入るものだということすら
当時の私は知らなかったのである。

占いは、
目に見えない未来のことを観る道具…
「先人の智恵」であり役に立つ道具だ。

この占いで、
受験に失敗することを前以て知ることができていたら、
ひょっとすると
少しでも苦労の少ない展開にもっていけたかもしれない…

そんなことを考えながら、
引き込まれるように占いの勉強を始めたのである。

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そして、大学の学祭の模擬店で、
「タロット占い  1回  100円」という看板を出してみた。

素人が占う覚えたてのタロットなので、
100円の見料がいいとこだろう…
…という算段が働いていたわけだが、

実際にやってみると、土日の2日間で、
延べ100人のお客さんが来てくださったので驚いた。

中学生に高校生、大学生の女性たち、
さらに一般の大人の女性たちも、
興味津々になって、
私の鑑定を受けてくださったのである。

圧倒的に女性のお客さんが多かった。
男性のお客さんがほとんどいなかったのには、
むしろ不思議な気がしたものだったが…

その時私は、
今までに経験したことの無い充実感を感じたのである。

これは何だろう?

タロットは何か得体の知れない存在か?

「どうして、そんなことが分かるの?」

カードの意味を素直に伝えるだけで、
多くのお客さんが驚いていた…

私よりもお客さんの方が
タロットの魅力を知っているような気がした…

女性のお客さんは、
目に見えない世界のことにすごく関心を持っている?

すごい…


以来、私は占いをさらに深く勉強してみたいと思うようになり、
あらゆる種類の入門書の本を買い集め、
ワクワクしながら勉強していったのである。

そうして、最終的に選んだのは、

命術では、西洋占星術
卜術では、タロット
相術では、姓名判断

であった。

ただ、大学を卒業して直ぐにはプロの占い師にならなかった。

2浪をさせてまで大学に行かせてくれた両親の手前、
「将来性のある固い仕事」を選んだ。

銀行員になったのである…

〈対面鑑定のご案内〉
占術:  西洋占星術、タロット、姓名判断ほか

(1)占いハウス・クイーン  あべのHoop店 
日時:  毎週日曜日  13:00~21:00
場所:  大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30  あべのHoop 5階
鑑定料金:  10分  1080円
延長料金:  10分毎に  1080円
予約受付:  06-6626-2724  まで

(2)cafe BOBBIN 
日時:  毎月第3木曜日  19:00~22:00
場所:  大阪市西区江戸堀2-3-9
鑑定料金:  ワンドリンク付き  1回  1000円
予約受付:  06-6450-8803  まで

(3)イベント情報
イベント名:  絵本ピクニック 2018  in 靭公園
日時:  平成30年10月6日(土)  10:00~16:00
場所:  大阪市西区の靭公園(東園)
鑑定料金:  1回(概ね20分程度)  1000円
予約受付:  当日現地にて承ります